今年ももうすぐ終わりです。何やら、年が終わる感じがあまりありませんが、今年もおすすめのビジネス書を書いておこうと思います。
未来に先回りする思考法
今年の一番は、これですね。今年は、今後の経済や国家の仕組みがどう変わっていくか、ということを考える機会が多かったですが、この本が未来として今後どのような変革が起こっていくかを非常にわかりやすく説明しているな、と思いました。
ITを中心とした技術革新によって、世界はどんどん変化しています。国家の役割、社会の構造、ビジネストレンドなど、これまで当たり前と思っていたものは、当たり前ではなくなっていくのだと思います。
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第三の産業革命
「未来に先回りする思考法」と通じるものがあるのですが、インターネットやITが経済にどういうインパクトを与えていくのか、ということを様々な角度から論考されています。
蒸気機関が登場したかつての産業革命に比べれば、インターネットはまだそこまで産業を変えていない、これからという非常に刺激的な内容から始まります。
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日本の論点 2015~16
久々の大前さんの本を読みましたが、相変わらずキレキレですね。特に政治・経済に対するネタが多かった感じがします。消費税増税や地方創生などがフォーカスされていますが、日本の課題として実際どういうものがあるのか、というのは抑えておきたいものです。
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怒らない経営
愛媛にある「エイトワン」という会社の創業者。パチンコに夢中になった大学時代。その後、株式投資で億を超える利益を上げて、不動産投資などの実業に進出。それだけでも結構衝撃ですが、この会社は愛媛に拠点を設け、地域振興を大きな目的に掲げて業績を上げていることです。
学生時代から創業し、ビジネスを作り上げていくまでの過程は、やはりいろんな経営者のものを読みますが、いつも面白いものです。特に地方創生の観点からも、エイトワンのビジネスモデル、考え方は参考になるでしょう。
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限界集落株式会社
厳密にはビジネス書ではありませんが、取り上げておきます。地方創生や、東京と地方というテーマは関心事項のひとつなのですが、この本を読むと「地方を活性化させるっていうのは、シンプルに経営をするってことだよね」と思います。地方に対して何か特効薬がある、というわけではないからです。
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ゼロ・トゥ・ワン―君はゼロから何を生み出せるか
今年一番の起業本といえば、これですかね。ペイパル・マフィアであるピーター・ティールの本です。やはり、「賛成する人がほとんどいない、大切な真実はなんだろう?」 というのは、起業にあたっての根幹であることを、本を読んでから何度も思い出しますね。
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データサイエンティスト養成読本(機械学習編)
相変わらず、データ分析がどんどん熱くなるこの頃ですが、こういう本を買ってしまうぐらいでした。機械学習の領域はどんどん発達していて、いろんなビジネス領域に侵食してきています。また、ツール類も使いやすくなってきてい、導入のハードルも下がってきています。この波には乗り遅れないようにしたいですね。
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人工知能は人間を超えるか
データ分析と関連して、今年は人工知能がフォーカスされました。特にディープラーニングという技術的なブレークスルーによって、人工知能というのは現実味を帯びてきています。人工知能が人間を超えるだろうと予想されている「シンギュラリティ(技術的特異点)」というキーワードも、結構話題になりましたね。
この本は、非常にわかりやすく人工知能の現状とこれからを示してくれます。かなり丁寧に解説されているので、まずは全体を理解する、というのに適しているでしょう。
Eat, Move, Sleep
今年はマインドフルネスや科学的な健康アプローチが、シリコンバレーを震源地に流行りました。健康的になることで、生産性が向上し、アイデアも活性化し、幸福感も向上するという、いろんな人にとって良いことばかりです。
ということで、この本はタイトルの通り、食べること、運動すること、眠ることのそれぞれで、どういう行為が良い影響/悪い影響を与えているか、様々な科学的な論文等をもとに述べている本です。比較的簡単な英語だったので洋書で読みましたが、日本語でもあります。
エッセンシャル思考
マインドフルネスともつながるのですが、集中力を高めること、物事は選択と集中することが本書の根幹です。集中しましょう。それによって、様々な物事をうまく処理できるようになります。選択するときに、結果として何かを捨てることになるので、それがちょっとつらいですが、慣れてくると意外と結構できるものです。
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あまり強く意識していなかったですが、結構トレンドを抑えた読書になってるなって感じました。来年はどういう本を読むのかな。
ちなみに、去年のバージョンはこちらです。
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