CoCo壱番屋が業績好調なのにハウス食品に買収される理由は?

ハウス食品がCoCo壱番屋を子会社化すると発表しました。

ハウス食品が「CoCo壱番屋」を買収へ- 記事詳細|Infoseekニュース

CoCo壱番屋はカレーチェーン店として業績が好調で、他社の追随も難しいと言われていました。

カレーのCoCo壱番屋が過去最高益を記録。その強さの秘密とは? | ハーバービジネスオンライン

実際の売上高と営業利益率の水位は以下のようになっています。

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なのに、なぜこのタイミングで買収なんだろ?と不思議に思い、少し調べてみました。

結論から言うと、中日新聞の記事に答えは書いてありました。

両社によると、壱番屋の筆頭株主で、創業家で現在は経営の一線から退いている宗次家側から「社会貢献活動の資金にするため、株式を売却したい」との相談が七月にあり、ハウスが株を引き受けることになった。壱番屋は株式上場を維持し、本社も一宮市のまま変更しない方針。ハウス側から社長を派遣することも現時点では考えていないという。

ハウス食品がココイチを子会社化 :経済:中日新聞(CHUNICHI Web)

創業家が株式を売却したいと思い、その引受先として、創業家に次ぐ大株主だったハウス食品が立ったということのようです。実際、CoCo壱番屋の創業家は、経営からは退いています。

2002年(平成14年)には代表権のない創業者特別顧問に退き、19歳のときにアルバイトとして入社した浜島俊哉副社長を社長に就かせた。役員からも退任し、経営から引退した。

宗次徳二 – Wikiwand

経営の独立性が維持されるようで、原材料調達を共同化したり、商品開発を連動したりするということも発表されていますが、あまり大きく状況を変えるような展開ではなさそうです。