岐阜のおいしいお店、手みやげ、スイーツ、カフェなど、様々な魅力をまとめたムック本。定期的にこういう本が発売されている気がしますが、住んでいると興味がわくのでついつい買っちゃうんですよね。
今回の本は、いろいろジャンルも多く、個人的に良い感じです。知っている店が出てきてニンマリしたり、知っているようで知らないことが書いてあったり、新しいお店が書いていて行ってみたいな、と思ってみたり。
こういう地域の様々な魅力を、いろんな角度から伝える取組というのは、とても重要だなって思います。知らないだけで、たくさん魅力ある店、商品というのは至る所にあるってことを再確認できます。
ただ、今回書きたいのはそういうことじゃなくて、紹介されている店のホームページについてです。
自社のホームページは古くなってませんか?
こういう雑誌を見て、「良さそうな店だな」って思ってお店をさらに調べてみようとホームページを見るとしますよね。すると、ホームページがいけていない店がそれなりにあるんですよ。簡単にいえば、Web1.0感がするっていうか。スマートフォンやタブレットに対応していない、というならまだしも、
- ブラウザで普通に表示するだけでレイアウトが大きく崩れる
- ホームページの情報が数年前のまま更新されていない
- 楽天やFacebookへのリンクが貼ってあって自社HPからは「こちらです」みたいなリンクだけが貼ってあったり
みたいな感じです。小規模企業ではなかなかホームページを一度作ったあと、刷新したりトレンドに合わせて作り替えていくのが難しいのはわかりますが、やはりWeb1.0感があったりすると、「微妙だな」と思ってしまうんですよね。雑誌でおしゃれに紹介されているだけに、余計に。
中小企業白書をみると中小企業のHP管理の実態がわかります
2013年版の中小企業白書をみてみると、情報技術の活用にフォーカスした調査・分析結果がまとめられています。その中でホームページ管理について調査されていて、自社ホームページの管理者の結果が以下です。
2013年版中小企業白書「第4章 情報技術の活用」より引用
小規模企業になるほど、経営者自身が更新しているのがわかります。小規模企業の3割が経営者自身で更新してるんですからね。更新に手間暇かける余力もないし、Webトレンドにキャッチアップしていくのも難しそうだなってのが想像できます。
ホームページの更新頻度に関する結果は、こちらです。
2013年版中小企業白書「第4章 情報技術の活用」より引用
小規模企業の約半分は1年以上更新していない結果です。そりゃ、古くなりますよね。
簡単にホームページ更新できる方法はないものか
更新にかける余力がない、リテラシーがない、資金がない。そういう状況なんだと推察します。ただ、やはりもったいないというか、自社メディアになってますし、検索してホームページ見るってのは当たり前の行為になってることを考えると、そこまで更新頻度が求められない業種であっても最低限年1回ぐらいは更新しておきたいものです。
幸い、今なら低額で「今っぽい」ホームページを作れるサービスは結構あります。メジャーどころだと以下2つですかね。
ホームページ作成 – 簡単ホームページ作成サービス – Jimdo
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ホームページ作成 | ホームページビルダー 無料 | WIX
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モバイルサイトだけなら、Strikinglyという方法もあります。 Strikingly – わずか数分でシンプルで美しいモバイルサイトを作成
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ただ、こういう便利なサービスがあったとしても、それすら使いこなせない、あるいはそもそも知らない、という人も結構いるんですよね。そのあたりは、どう解決していったら良いものか。