マキアヴェッリ語録

何で読みたいと思ったんだっけ?
きっかけは忘れたけど、読みたくなったので友人に借りて読んだ。
マキャベリといえば「君主論」。
高校の世界史の授業で登場した記憶がある。
予想以上に面白かった。かなり現実主義な人なんだろうなーと思う。
あと、今も昔も人ってのは変わらないんだなーとも。
印象深い言葉を。以下抜粋。
・戦いに訴えねばならない場合に、自国民からなる軍隊をもっていない指導者や国家は恥じてしかるべきだと思う。
・人間には、怖れている者よりも愛している者のほうを、容赦なく傷つける性向がある。
・なにかを為しとげたいと望む者は、それが大事業であればあるほど、自分の生きている時代と、自分がその中で働かねばならない情況を熟知し、それに合わせるようにしなければならない。
・運命は、変化するものである。それゆえ人間は、自分流のやり方をつづけても時勢に合っている間はうまくいくが、時代の流れにそわなくなれば失敗するしかない、ということである。
・人の為す事業は、動機ではなく、結果から評価されるべきである。
・わたしの体験からも言えることだが、人間の意見なるものがいかに偽りに満ち、いかに誤った判断でゆがめられているかは、呆れかえるほどである。
・人間にとって最高に名誉ある行為は、祖国のために役立つことである。
・ある人物を評価するに際して最も簡単で確実な方法は、その人物がどのような人々とつきあっているかを見ることである。
・良い面を残そうとすれば、どうしたって悪い面も同時に残さざるをえないのである。
・天国へ行くのに最も有効な方法は、地獄へ行く道を熟知することである。
マキアヴェッリ語録
マキアヴェッリ語録

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