Chikirinの日記で紹介されていて、思わず買ってしまった。紹介された影響か、Kindleのランキングで上位になってる。
プロゲーマーの視点から、いかに勝負に勝ち続けられるかが書かれている。著者はこういう方らしい。
仕事とは? | プロゲーマー 梅原大吾
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内容としては、新年早々の今にふさわしく心の面で考えさせられる内容になっている。
変化をすることを恐れない。
他人から「ウメハラの良さはここ」と言われると、それをことごとく否定し、指摘されたプレイは極力捨てるようにしてきた。そもそも勝負の本質は、その人の好みやスタイルとは関係のないところにある。勝つために最善の行動を探ること。それこそが重要なのであって、趣味嗜好は瑣末で個人的な願望に過ぎない。
本の中では、自分のスタイルを確立するのではなく、あえて違う方法を探し、自分を変えていくことで、長く強さを発揮できるようになると書かれている。自分が仕事や環境に慣れると、どうしても惰性で働いて、高い目標を維持することが難しくなる。だから、意図的に自分を変えていくことが、自分を成長し、モチベートするためには重要だ。
継続的な努力が必要。一過性のものでは意味がない。
自分の限界を超えた期間限定の頑張りというのは、結局は背伸びに過ぎない。食事も満足に摂らず、睡眠時間も削るような取り組み方が長続きするはずがない。
社会人になった直後は、盲目的に働けたけど、そういう働き方は次第にできなくなることに気づいたし、したところで何も残らないんじゃないかと思うようになった。だから、日々努力できるラインを見極めて、できるだけ習慣化していくことの方が大事だ。
いかにフィードバックループを回し続けられるか。近道はない、ということです。Amazon創業者のジェフ・ベゾスも言っているわけで。
生命保険 立ち上げ日誌: イノベーションよりイテレーション
これを読み終わったら新しいことに挑戦してみった。というわけで、新しいことに挑戦して、それを継続しましょう。