MBAでHuman Resource Managementの講義を受けたことに対して、自分の思考のまとめなので、結論はないです。お気になさらず。
世界から存在を消す日本
日本は労働人口が減っていますし、人口と市場はどうしても関連するから、日本の存在感が低下していくという事実があります。人口ベースでみると、2050年には、日本は世界のトップ10にもいない。
(Top 10 Countries By Population – 1950-2050より引用)
グローバルリーダーも生み出せていないから、日本は世界から静かに存在を消しています。下記の通り、グローバルリーダーの移動は、日本がスルーされてしまっているのです。
(www.manpowergroup.jp/img/company/r_center/pdf/TheBorderlessWorkforce2008.pdfより引用)
住む場所を選ばない人、他国の言語を習得できる人、経営など先端の知識吸収にどん欲な人。こういう人たちと勝負できないと、日本は労働市場から追いやられてしまうんじゃないでしょうか。
人的資源管理は「スキル」
人の評価やフィードバックの仕方、人材マネジメントの方法論は、知識であり、スキル。身につければ、身につけないよりは確実に向上します。
パーソナリティに依存するとか、トレーニングしても効果が低いんじゃないかと言われていますが、効果が見えにくいだけで、スキルとしてはどんどん体系化されています。
教育コストについても、企業内のコミュニケーションコストについても、「人に投資する」コストがどんどん増えています。それでも投資するのは、モチベーションも含めて人というのは投資対効果が高いからでしょう。ここに投資するかしないかで、企業のスタンスもわかります。
巷で言われていることを繰り返すなら、日本人はグローバルを意識しないと本当にダメになりますよってことでしょうか。いろんな事実がそれを物語っている気がしました。