調査して分析して、結局君は何が言いたいんだい

MBAに行けば、戦略フレームワークを教えられる。3Cとか4Pとか5フォースとか。こういうのを覚えると使いたくなるんだが、よく陥りやすいのは、調査して分析して、そこで終わってしまうということだ。

フレームワークはツールでしかない。分析するときの観点を与えたり、抜け漏れを防ぐものだ。最終的には分析結果から戦略を構築しなければいけない。SWOTでもバリューチェーンでも、説明はどこでも書いてある。内容もわかる。だけど、実際にどう使って、最終的にどういう結論を導くのかはわからない。戦略フレームワークに関する本や情報がこれだけ溢れていても、使い方がわからないんだよね。

 

知識と実践のあいだにあるものに、わかっていてもできないことがあるって書いたけど、頭で理解することと、使ってみてわかることの間にはとても大きな隔たりがある。現場で、自分の作業で、誰かの役に立ってこそ知識には意味があるんだと改めて感じる。ケーススタディも無駄とは言わないし、現実に近づく第一歩を踏み出せる気はするけど、それでも実際に役立たせるにはまだ距離がありそうな気がする。

 

意外に簡単に、人は目的を忘れてしまう。「Why?も大事だけど、So What?も大事だ。後者はよく忘れられる」って、誰かが昔言ってたっけな。本当にそう思う今日この頃。