Google Public Data Explorerを試してみた

ちょっとというか、だいぶ前にGoogle Public Data Explorerが、個人で作成したデータを作成できるようになったとあったので、試しに作ってみた。

そもそもGoogle Public Data Explorerとは

Googleが提供している、世界銀行やOECDなどの統計情報を収集しグラフ化するサービス。統計情報を検索できるし、それらの数値をグラフィカルにみることができる。

 

Google Public Data Explorer

 

日本とアメリカと中国のGDPの比較だって、簡単にできる。

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World Bank, World Development Indicators – Google Public Data Explorer

自分で統計データをつくってみた

で、このサービス上でデータを作成すれば、自分用の統計データをグラフィカルに表示することができるようになる。Data Publishing Language(DSPL)っていうXMLフォーマットにCSVデータを組合せた言語を使えば、利用できる。

 

Google Public Data Explorer を使ってデータを視覚的に表示しましょう – Google Japan Developer Relations Blog

このたび、Public Data Explorer で皆さんのデータも扱えるようにしました。これにあわせて新しいデータフォーマットである Data Publishing Language(DSPL)を開発しました。このフォーマットは誰でもデータセットをアップロードすることができるオープンなインターフェースです。

 

試しに、岐阜県の人口で作ってみたら、こんな感じでできた。チュートリアル読みながら作ったら、それほど迷わずできたよ。

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Population in Gifu – Google Public Data Explorer

こういうデータって、たまに探してみたくなるんだよね。例えば、こういう記事を読んだときに、全体の人口ボリュームからみてどうなんだろう、とか。

 

県内移住者3倍 昨年度373人、愛知からが最多 - 岐阜新聞 Web

2010(平成22)年度に県や市町村の相談窓口を通じて県内外から移住した人は恵那市、揖斐郡揖斐川町など15市町村に373人おり、09年度の8市町126人と比べると移住者数で3倍となったことが1日、県集計で分かった。

 

移住者は3倍になっているけど、県全体の人口が200万人だから、400人弱っていう移住者の数字はどれぐらいインパクトを与えるものなのか、とか。全体傾向として5年間で30万人ぐらい減ってるなーとか。年度が変わるときに大きく減ってるなーとか。グラフィカルに統計データをみると、いろいろ気づくことはあるよね。

あとはインフォグラフィックとかも良いよね。オープンガバメントって、もっと進まないかなあ。

 

【データ】横浜市都筑区のインフォグラフィックはスゴイ! #infografics | Life Is About Creating YourSelf