【書評】「勉強しろ」と言わずに子どもを勉強させる法

順調ならば、あと1ヶ月半後ぐらいには、子どもが生まれているはずだ。で、気が早いと思われるかもしれないけれど、気になったのでこの本を読んでみた。ブックオフで衝動買い。
 

「勉強しろ」と言わずに子供を勉強させる法 (PHP新書)
小林 公夫
PHP研究所
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著者は、医師や司法試験に向けた学習指導を行ってきたらしく、子どもの勉強に対する資質として必要なものが、本の中で取り上げられている。いろいろ書いたあるんだけど、読んだ後の朧気な記憶を頼りに、勝手にポイントを整理してみる。
 

・知的欲求を育てる
 本の中で、小学生で学習塾に通ってすごい成績が良かったのに、中学で通わなくなった途端、成績がみるみる落ちた、という話があった。これは単純に「塾に行かせた方が良いよね」という論法ではなくて、このケースの場合は「塾で仲間と励むこと」が楽しかったのであって、知的欲求は二の次だったようだ。
 
というわけで、知的欲求を育てることが始まりなのかな、と。

 
・好奇心の対象を見極める
 誰でも好奇心はあると思うので、どこに興味を持っているのかは注意して観察しようと思う。そういうところを助長するように、情報やきっかけを与えてあげられると良いなあ。

・自分で考えさせる
 本では、子どもに調べさせて教えてもらう、というひとつの考え方があった。なんか、部下の育成と似てるよね。事の大小はあれ、似たようなことを仕事の現場でもしてたりする。人を育てる原理原則は変わらないのかも。

・自分も頑張る
 結構忘れがちになりそう。自分の両親は家の中で勉強したり本を読んでたりしなかったなあ。でも、中学か高校のときに働く姿をみて、やっぱり仕事してる大人は違うなあとか思ったり。子どもが生まれても、自分が本読んでたり勉強してたら、それが当たり前の姿勢だと思ってくれるだろうか。

まあ、こんな偉そうなこと書いてたって、子どもが生まれたら、たくさん苦労して、いろいろ余裕なくなるんだろな。

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