メインブラウザをChromeからSafariに変えた

この間、MacのOSをMountain Lionにアップグレードした。それで困ったのは、Chromeの動作が不安定になったこと。これまで愛用していたのでどうしたもんかと思ったけど、これを機にSafariを触ってみることにした。

使ってみると、操作性には特に困らないし、メモリもChromeほどは食わない。iMacがMid2007ということもあり、メモリを限界まで増設しても結構厳しかったので、これはありがたい。速さも特に問題ない。

Macの標準ブラウザが一番安定しているよね、というAppleの戦略にはまった形だけれど、しばらくはSafariでいこうと思う。

 

そしてSafariも、FirefoxやChromeと同じように機能拡張ができる。ので、いろいろ探してみた。

ページを自動で表示する定番の「Autopagerize」

もうどんなブラウザでも定番だけど、自動で次のページを表示してくれる。

AutoPagerize

 

Safariにリロードボタンを追加する「Safari Reload Button」

ツールバーにリロードボタンを表示する。最初Safari見たとき戸惑ったけど、リロードボタンがないんだよね。「表示」→「ツールバーをカスタマイズ」から選んでドラッグ&ドロップすると追加できる。

Safari Reload Button

 

Googleリーダーを見やすくする「Google Reader Styles」

Googleリーダーをお洒落なスタイルで閲覧。これが結構RSSを見るときに気持ちが良い。ちなみに、google.co.jpではだめで、google.comで表示すると機能する。見やすいデザインで読むのは気分が良い。

Safari Extension: Google Reader Styles | Fabian Pimminger

 

YouTubeを保存したいなら「FastestTube」

YouTubeで動画をダウンロードしたいとき。下のように、動画の下にダウンロードボタンが出てくる。FLVとMP4で選択することが可能。

YouTube downloader tool – Fastesttube!

 

Evernoteユーザなら「Evernote Web Clipper」

これは説明不要かと。

Evernote Safari Web クリッパー公開 | Evernote日本語版ブログ

 

ブログ書くときに便利な「Makelink」

ブログ書くときにはやっぱり便利だよね。

リンクテキストを生成するSafari Extension – Make Link | CAPH TECH

 

あと、まだ使っていないけどこのあたりも気になっている。

Mac Explorer| NinjaKit – GreasemonkeyのようにUserscriptを使用可能にする Safari 5 機能拡張
Mac Explorer| Instapaperをお洒落なグレースタイルで読む二つの Safari 5 機能拡張
Mac Explorer| SafariStand – Safariを劇的に便利にする機能拡張SIMBLプラグイン

 

というわけで、良いMacライフを。

 

参考:

知らないと損をするMacBook Pro/AirのSafariで使える拡張機能まとめ記事 – NAVER まとめ
Mac Explorer| 最速(かも?) Safari 5 の便利な機能拡張10個まとめ

ビール業界大手4社の業績が不調

なんか業績が不調だというニュースしか取り上げていない気がするけど。ビール大手4社の売上が厳しいようだ。
ビール大手4社、増収減益=販促費が増加―中間決算 (時事通信) – Yahoo!ニュース

売上が低迷している要因は、震災の後遺症も落ち着いて、各社新製品でシェア攻勢に出たものの、みんなが同じようにやったので、販売奨励金がかさんだことらしい。「業績不調」というのは、半期が過ぎて、各社が打ち出している売上予想の半分に届かなかったようで。

 

あまり財務をみてもしょうがないのかもしれないけど、興味本位でみてみる。

まず、業界最大手であるキリンの財務諸表を見ると、徐々に売上が落ちてる。財務バランス上はすごい悪いようには見えない。


次はサントリー。こちらは順調に伸びてるよう。資産効率もキリンより良さそうだ。

財務諸表(サントリー)

 

次はアサヒ。ほぼ横ばいな感じ。何となく流動比率が上の2社より低くて100%を下回っているのが気になる。

財務諸表(アサヒ)

 

最後はサッポロ。こちらも売上が順調に伸びている印象。他の3社とくらべると利益剰余金の割合が低いかな。

 

2011年度について、4社を比較したのが以下。大手4社といっても売上や資産規模はこれだけ違うし、それぞれのバランスシートの構成も違う。

財務比較(ビール大手4社)

 

それにしても、当たり前だけど業態によって全然財務諸表の構成が違うよね。シャープとかNECに比べて、このビール業界は利益剰余金がちゃんと確保されてる。飲食系は短期で情勢が変わりやすかったり、原材料の値段に影響を受けやすいから、あまりリスクテイクした財務戦略を取らないんだろう。

 

で、各社の営業利益、当期純利益と、それぞれ売上高に対する割合を示したのが以下。こうしてみると、売上高営業利益率はサッポロを除く上位3社はあまり変わらないので、この業界はシェア争いが主要な競争軸になるんじゃないかと思われる。

ビール会社(売上・利益比較)

 

コカ・コーラもマーケティング会社と言われるぐらいだし、飲料メーカーというのはどちらかというとマーケティング力によるシェア争いに力点が置かれているんじゃないかと。

NECの株価がすごい下がっている

NECの経営状況が良くないんだとか。

歴史的暴落…NECが株価100円割れを招いた原因 | ビジネスジャーナル

特に、株価が大きく下がっている。5年間でみると3分の1以下になっているし、ここ数ヶ月の下がり具合もすごい。
NEC【6701】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス

 

4期分の財務諸表をみると、売り上げは下がっていて、資産も少なくなっている。事業をどんどんスリム化させている印象。スリム化した上で営業利益や経常利益は出ているので、収益性は向上している。以下は、4期分の財務諸表を図示したもの。

(単位:百万円)

 

スリム化するにあたっては、合計で3万人という規模で人員削減をしている。グループ全体で11万人程度ということなので、3万人という数字はすごいな。

この記事は企業文化について富士通との対比があって面白い。

岐路に立つITベンダー NECと富士通  「リストラ」と「人員維持」に潜む課題とは | Bizトピックス | キャリコネ

 

というわけで、売上が4年間で4分の3になっているので、株価が下がる理由もそこのあたりにあるのかな。冒頭の記事からすると、それだけじゃなく経営方針のブレや今後の事業モデルの不透明性への危機感が募っているという見方だろうか。

シャープの財務状況の厳しさを想像する

シャープの経営が悪化しているとたびたび聞くようになった。正直あまり状態がよくわからなかったので、簡単に財務諸表をみた。

焦点:遠のくシャープの自立再建、強まる銀行・鴻海の圧力 | Reuters

焦点:遠のくシャープの自立再建、強まる銀行・鴻海の圧力 | Reuters

 

4カ年でみてみると、2009~2010の2年は比較的好調。2011年で売上、粗利、当期純利益がいずれも急落。

シャープ、2010年度決算を発表 - 売上/利益が大きく伸長も事前予想には届かず – Phile-web

シャープ、2010年度決算を発表 - 売上/利益が大きく伸長も事前予想には届かず – Phile-web

 

グラフで表すとこんな感じ。

 

ちょっとグラフだけでは見づらいので数値も書いておこう。

シャープ表

 

特に当期純利益の落ち込みが大きい。これは、2012年3月期で約300億円の特別損失が発生しているため。

シャープ、5,000人規模の人員削減と「脱テレビ」へ -AV Watch

シャープ、5,000人規模の人員削減と「脱テレビ」へ -AV Watch

そして、その穴埋めは純資産で行われていると思われる(ほぼ同額減っている)。これによって、自己資本比率も36%から24%へ減少している。さらに流動比率も120%程度はあったものが、102%ともうすぐ100%を下回るところまできている。

 

ここからわかるのは、自己資本の減少によって体力が落ちているし、流動比率が低くなると、キャッシュが回らなくなるので倒れる可能性が出てくる。まあ、すぐじゃないと思うけどね。ただ、2012/3期で3000億円以上の特別損失を出していて、流動資産も流動負債も1兆円以上ある。一方で純資産は6000億円強ある。なので、特別損失みたいな規模で穴が空いたときは純資産で埋めるとか、流動性が低下して流動負債と流動資産の差分がマイナスになり始めると、純資産で賄えなくなる可能性が出てくる。

もっと大きな問題は、今後の収益を確保できそうな事業がみえづらいところだろう。そもそも売上の落ち込みも大きくなっている。JALの場合は航空市場は存在したし、焼け太りした体質をスリム化すれば事業が成立する、という可能性はみられたかもしれないが、シャープの場合は事業モデルとして見通しが厳しいのかもしれない。

 

そもそも電機産業自体が危ないんじゃないかという話がある。ちなみに、パナソニックと富士通の財務諸表もさくっとみてみたけれど、パナソニックもシャープ同様売上の落ち込みや特別損失の計上によって赤字になっている。しかもここ4年間見た限り、当期純利益はずっと赤字。ただ、シャープと比べて、売上の落ち込みが小さいとか純資産が多く確保されている点に違いはみえる。以下はパナソニックのグラフ。

パナソニック

 

あと、富士通は民生品が少ないので、シャープやパナソニックほど落ち込みが激しくないと言われていたが、確かにそうだった。売上が少し落ちてきているものの、粗利や経常利益は確保できている。また、自己資本比率もあがっているし、流動比率も120%前後を維持しているので、大きな懸念はなさそう。以下は富士通のグラフ。

富士通

 

というわけで、同じ電機メーカーだし規模も似てるんだけど、事業構造によって明暗分かれた感じだろうか。シャープは財務体質を見る限り結構下降モードにみえるから、リストラなどの再建でどこまで立て直せるかかなあ。これまでリストラをしたことがはるか昔の一回というほど雇用を大切にするシャープでも、今回の動向はリストラに踏み切らないほど厳しいんだろうなあと勝手に予想する。

マクドナルドの売上高が落ちていると聞いたので調べた

この記事で示されている数字がいろんな点で違和感だったので、少し調べてみることにした。

マクドナルドの既存店売上高、4.1%減 7月  :日本経済新聞

 

財務諸表をみると、ここ3年でみれば売上は減少している。一方で利益は向上している。この「既存店売上高」は何を比較しているのだろう。きっと、店の数が減ったものを比較しているわけじゃないよね。。。。


(EDINETの情報から作成。単位百万円)

 

財務諸表上で売上規模が減少しているのは、恐らく店舗数は全国的に減少しているのが一番大きい要因じゃないかと思う。昨年で10%ぐらい店舗数が縮小している。一方で利益率は69%増加ですよ。

マクドナルド店舗数 [ 2011年第一位 滋賀県 ]|新・都道府県別統計とランキングで見る県民性 [とどラン]

マクドナルド店舗数 [ 2011年第一位 滋賀県 ]|新・都道府県別統計とランキングで見る県民性 [とどラン]

国内は飽和状態といわれている。ちゃんとした数字が見つからなかったが、マクドナルドが店舗数が減少させていることを考えると、恐らくそうなのだろう。

 

細かい数字は正直わからないし、この記事の数字の前提や根拠の理由もわからないけど、逆にわかったことは、

  • マクドナルドは新しい顧客を獲得できている
  • 客単価が減少している

というところか。この傾向が続くかどうかが注目かな。100円マックがここ最近はフォーカスされていた気がするけど、世界のマックシリーズとか始まっているし、客単価の減少も一時的な気がしなくもない。ル・グランおいしいよね。

ジェンダーの解消は、企業の業績を向上させる

こういうリアクションをいただいたので、今日は企業におけるダイバーシティ、特に女性に関することを書こうと思う。

 

ダイバーシティを実現すると業績は上がる

ダイバーシティを実現すると、業績が上がるという研究はいろいろ出てきている。冒頭で紹介した記事以外にもこんな感じ。

大和総研 / 女性取締役を有する企業のリターンは好調
「意思決定ボード」のダイバーシティに向けた経営者の行動宣言 ~競争力としての女性管理職・役員の登用・活用~

というわけで、女性差別はよくない、とか先進国の人口減少で女性の労働力が重要、とかマーケティングの観点からも女性の力を引き出すのが有効、とか理由はいろいろあるんだけど。それでも日本は世界と比べるとあまり進んでいないのが現状。
(ここらへんの情報については、女性を活用する国、しない国を参照。)

 

例えば有名な、女性労働力率。日本の場合は20代後半から30代で凹むM字カーブを描く。他の国はあまりそのような傾向にはならない。一番似ているのは韓国か。これは国の文化にも要因はあるだろうけれど、スウェーデン、ノルウェー、フランスなど、ここ30年ぐらいで劇的に変わっている国もある。国に制度などの工夫にもたくさんの余地があるということだろう。

第10図 各国年齢階級別女性労働力率

 

まずはいろいろ知ることから

というわけで、TEDにジェンダーに関するわかりやすい動画があるので紹介。

この動画では女性個人のスタンスを説いているんだけど、個人的に一番印象的なのは、最後に言われていた「結婚の随分前から仕事での競争を諦める」という点。こうやって自ら交渉せず、競争をしないまま職場を下りていく。そういう女性のマインドは少なからずあるのかも。

これは女性自身に問題がある、ということを言いたいのではなくて、社会が期待する「女性」みたいな価値観を気づかない間に持ってしまっているのかも、という結構根が深い問題な気がするわけです。そして、男性も女性もあまり自覚がないところがこの問題の厄介な点。なので、こういう事実を知っていくことが、最初のステップとしてとても重要なのだと思っている。

 

そして、こういう差異を小さくしていこうというのが世界の潮流だし、グローバル企業ではそれをホームページなどで表明している。何となく調べてみたけど、企業によって位置づけや内容が違うし、何となく企業が捉える重要度も感じるよね。

 

ノバルティス。

Novartis Diversity and Inclusion

GE。

GE People: Diversity, Minorities, Military, Veterans

トヨタ。

Diversity and Equal Opportunities

さらに、女性だけじゃなくて、人種もそうだし、LGBTとか表現されるセクシャルマイノリティも対象に含まれているのも最近の特徴。いろんな差別を解消していくことが、多様な人材を確保し、そして会社の業績も上がっていく。そういう事実に気づく必要がある。

 

新しいアプローチの誕生

例えば、「ArrowArrow」のように、女性が働ける環境を合理的な手段で拡大していくアプローチも生まれてきている。本当に何か問題を解決するためには、こういう合理的な方法を創り上げる必要があるんじゃないかと改めて思う。

中小企業向け産休・育休取得のコンサルなら Arrow Arrow(アローアロー)

組織や集団の中でどうやって合意形成するか

地方議会によるオープンガバメントの取り組みを読んだ。

議会のオープンガバメントが地域を変える! : 2011年 : Thinking TODAY : コラム : ニュース&オピニオン : 三菱総合研究所

議会のオープンガバメントが地域を変える! : 2011年 : Thinking TODAY : コラム : ニュース&オピニオン : 三菱総合研究所

行政のオープンガバメントは話題になることもあるが、議会というのはあまり注目も少なく、これを読んで、「ああ、良い取組だな」と思った。それと同時に、地域行政でも民間企業の組織運営でも、集団において合意を形成するプロセスをつくるというのは難しいもんだな、ということを感じた。

 

どうやったらみんなが納得することができるのか?

最近講義を受けたHRMでも言われたんだけど、一番重要なのは「透明なプロセス」で決定されていることがわかることだと思う。

議会に行けば直接意見を言うことができるし、議会に行くのが難しければインターネットを通じて意見を言うこともできる。適切な情報公開のもとに、議員以外のさまざまな人が議会に関与していく。参画手段も、インターネットに限定されるのではなく、実際の会議の場にも自由に参加できる。まさに、議会の理想的な姿ではないだろうか。

こういう取り組みは重要で、いろんな人が参画できることも大切だけれど、一番重要なのはそこに透明性があることだと思う。(なんでも自由に参加できたら、代議制の意味はどうなの?とか非効率になったりしない?とも思う。)

完璧な仕組みもないし、完璧に正しく判断できる人間がいるわけでもない。全てを論理的に決められるわけでもない。それでも人々が納得するのはそこに透明なプロセスがあるからだ。

 

そもそも興味がない人にはどうしたらいい?

透明なプロセスはわかるけど、そもそも興味ない人もたくさんいるじゃん、という問題もある。しかし、正しく集団の中で情報を浸透させようと思うと、それなりにコストをかけたり、役割を明確にしたりする必要があるわけで。

組織をコミュニケーション(チャネル)の集合体と捉えたときには、そのチャネルの間にある「結節点」が有効に機能しなければならない。
この結節点は、組織の外部の状況を適切に伝える、(1)「情報提供」機能を持ち合わせ、また、一方で内部の状況を把握する、(2)「情報収集」機能を持ち合わせなければならない。また、組織の判断基準に基づき、良いものは良い、悪いものは悪いとはっきりと基準を提示し、人を評価する父性的な(3)「判断行動」機能、そして、個々人の状態に親身になって気を配り、労をねぎらい、ときには褒める母性的な(4)「動機形成」機能も必要である。P.100

モチベーションエンジニアリング経営―人材流動化時代の新たな経営手法

そのためにはコミュニケーションチャネルを定義したり、効率的な単位に集団を区切って管理したり。そういうコストをかけることで、やっと情報が伝わり、興味・関心を抱いてもらえるようになる。

それでも疑問に思う人はこの動画をどうぞ。

つまり、それなりにコミュニケーションコストを払わないと、逆に合意形成というのを築くのは難しいということで。透明なプロセスを築いても、それが膨大な情報量に埋もれていて、要点も整理されていなくて、重要性も理解できなければやはり納得感は低い。

膨大な情報の中から要点を抽出し、わかりやすい形に加工し、人やメディアを駆使して伝達する。なんでオープンガバメントが注目されているかといえば、こういう情報公開するためのコストや、コミュニケーションコストがIT技術によって大きく下がってきたからで。

 

というわけで、「合理的に説明できる透明なプロセスを築いているか」「理解を得るためのコミュニケーションコストを払っているか」ということが、納得感を高めるポイントで、何となく納得感を得られていないのだとすれば、それはこういう要素が欠けているからだろうし、それについては民間企業でも行政でも変わらないと思う。

 

サイト滞在時間が上がると噂の「Recommendation Bar」を導入した

少し前からよく見かける、ブログを読んでいると右下にオススメ記事が現れる機能。それをFacebookが「Recommendation Bar」として提供したと知ったので、早速導入してみた。サイト滞在時間とか直帰率とかCTRが向上する、という噂です。

ブロガーは要チェック!サイト滞在時間と直帰率が約10%改善するって噂の「Recommendation Bar」を導入しました。 * 男子ハック

ブロガーは要チェック!サイト滞在時間と直帰率が約10%改善するって噂の「Recommendation Bar」を導入しました。 * 男子ハック

どうやって導入するの

導入方法の基本的なところは男子ハックの記事を読んでもらうとして、素人的に戸惑った点だけメモとして残しておく。Wordpress専用。まあ、Wordpressのコード構造という基本的なところがよくわかってなかったね、というだけなんだけど。

Facebookから発行されるコードは以下の2つ。

Recommendation Bar

①bodyタグの直後に貼るコード

これはheader.phpのbodyタグの直下。FacebookアプリIDが必要。

②スライドを表示したいところに貼るコード

これは、footer.phpにある</body>タグにつけるっていう記事を見たんだけど、このブログではフッターセクションを設けているので、それだと本当にフッターの最後までスクロールしないと現れない。ので、single.phpに配置することにした。

 

少しだけ手間取ったけど、それでも短い時間でこんな機能が付けられるんだから良いよね。試してみた感じだと、既にFacebookで「いいね!」とかもらってる記事が登場するのかな。まあ、考えてみれば当然だけど。

 

他にも参考にさせていただいた記事。

[tips]Facebook新プラグイン!サイト内おすすめ「Recommendation Bar」を設定してみた。|シロクジチュウ。-KEn247-

[tips]Facebook新プラグイン!サイト内おすすめ「Recommendation Bar」を設定してみた。|シロクジチュウ。-KEn247-

なぜFacebookがこんな機能を提供するのか

FacebookはできるだけFacebook内への情報流入を効率的に行うツールが必要だからだろうと思う。こういう機能があれば、今回のようにブログなどのコンテンツ側が配置してくれて、そこで表示されるウィンドウは「いいね!」ボタンもある。

また、ソーシャル情報を元にリコメンド記事を表示できるといっているので、そうであればブログを読む人にとっても良いリコメンドを受けることができる。

Facebookはページ機能とか、「いいね!」ボタンとか、今回のRecommendation Barとか、外部のコンテンツをFacebookに流しこむ機能を開発する点がうまいなーと感心する。他のSNSはできていないところだよね。きっとこの機能もどこかが真似するのかなあ。

ビジネスで使える自己診断ツール4つ

ビジネスで使える自己診断ツールを集めてみましたよ。HRMの講義を受けて、いろいろ興味を持ったので。

 

Strength Finder

「さあ、才能に目覚めよう」という本を買うと受けられる。自分の強みを統計の観点から把握する方法。

ちなみに、Strength Finder 2.0という上記の本からのバージョンアップ版がある。こちらも本を購入すると受験できる。本自体は日本語訳されていないので洋書になるが、試験自体は日本語で受験可能みたい。まだ買って試してないけど、久しぶりに試してみようかな。

MBTI

パーソナリティの特定を類型する性格検査。

MBTI(エムビーティーアイ:Myers-Briggs Type Indicator)は、個人をタイプに分類したり、 性格を診断したりすることが目的ではありません。回答した個人一人ひとりが、自分の心を理解し、 自分をより生かすための座標軸として用いることを最大の目的にしています。
MBTIとは

こういうサイトで質問に答えると自分の類型がわかる。

タイプ別性格判断

タイプ別性格判断

Multipliers

HBRに掲載されていた「組織の知力を引き出すリーダーの条件」で紹介されていた。

以下のサイトで登録して10問答えると、組織の力を増幅させるのか消耗させるのか、自分がリーダーとしてのタイプを診断できる。(英語)

multipliers

multipliers

バークマン・メソッド

全世界の実績データに基づく人材分析手法で、世界のエグゼクティブではスタンダードな評価方法。ただ、日本では知名度がすごい低い。

The Birkman Method® consists of a 298-question personality assessment and a series of related report sets that facilitate team building, executive coaching leadership development, career counseling and interpersonal conflict resolution.
Birkman : Birkman Method : What is the Birkman Method?

日本語で紹介されているのはこの本。

こういうツールや診断をどこまで信じるか、ということはあるけど、参考にはなるし、自分や他人を見つめなおすきっかけになる。

Human Resource Managementの講義を受けて

MBAでHuman Resource Managementの講義を受けたことに対して、自分の思考のまとめなので、結論はないです。お気になさらず。

 

世界から存在を消す日本

日本は労働人口が減っていますし、人口と市場はどうしても関連するから、日本の存在感が低下していくという事実があります。人口ベースでみると、2050年には、日本は世界のトップ10にもいない。


Top 10 Countries By Population – 1950-2050より引用)

 

グローバルリーダーも生み出せていないから、日本は世界から静かに存在を消しています。下記の通り、グローバルリーダーの移動は、日本がスルーされてしまっているのです。


www.manpowergroup.jp/img/company/r_center/pdf/TheBorderlessWorkforce2008.pdfより引用)

住む場所を選ばない人、他国の言語を習得できる人、経営など先端の知識吸収にどん欲な人。こういう人たちと勝負できないと、日本は労働市場から追いやられてしまうんじゃないでしょうか。

 

人的資源管理は「スキル」

人の評価やフィードバックの仕方、人材マネジメントの方法論は、知識であり、スキル。身につければ、身につけないよりは確実に向上します。

パーソナリティに依存するとか、トレーニングしても効果が低いんじゃないかと言われていますが、効果が見えにくいだけで、スキルとしてはどんどん体系化されています。

教育コストについても、企業内のコミュニケーションコストについても、「人に投資する」コストがどんどん増えています。それでも投資するのは、モチベーションも含めて人というのは投資対効果が高いからでしょう。ここに投資するかしないかで、企業のスタンスもわかります。

 

巷で言われていることを繰り返すなら、日本人はグローバルを意識しないと本当にダメになりますよってことでしょうか。いろんな事実がそれを物語っている気がしました。