Wordファイルに貼り付けられている画像を効率的に取り出す方法

これを知ったときには、結構驚きだった。Wordファイルに貼り付けてある画像を、効率的に取り出せるなんて。

A Planet Named Shayol, 【超すごいTips知った】Wordのdocxファイルに貼られてる画像のオリジナルデータが欲しかったらd…

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本当にできるか試してみた。以下が、Wordファイルの拡張子をzipにして、解凍したフォルダ。こんな構成になっている。

 

「word」ディレクトリをクリック。こんな感じ。画像ファイルは「media」ディレクトリに入っている。

 

「media」ディレクトリの中。今回サンプルで使ったWordファイルでは、拡張メタファイル形式で2つ貼りつけてあったので、それが格納されている。

 

ちなみに、試しにPowerPointやExcelでも同じことをやってみたら、同じようにディレクトリが作られた。PowerPointでは、スライド中に作成したグラフのデータを「embeddings」ディレクトリからExcelで取り出せることを確認したよ。

今後、誰かからもらったファイルの画像なんかのデータを取り出すのには、この方法が良いのかもなあ。

岐阜市の消費者物価指数(平成24年9月分)

岐阜市の9月の消費者物価指数が発表されていた。

 

岐阜市の消費者物価指数の結果

 平成24年9月の岐阜市の総合指数は、平成22年を100として99.4となり、前月と同水準、前年同月比で0.4%下落となった。
生鮮食品を除く総合指数は99.5となり、前月と同水準、前年同月比で0.3%下落となった。
食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合指数は98.0となり、前月比で0.2%下落、前年同月比で0.9%下落となった。

岐阜県 : 岐阜市消費者物価指数 月報201209

というわけで、グラフにしたものが以下。

岐阜市の消費者物価指数(平成24年9月)
(岐阜県 : 岐阜市消費者物価指数 月報201209を元に作成)

 

相変わらずエネルギーが物価を押し上げている。先月からの比較では、衣料系の伸びが大きくなっている。

日銀では物価指数のめどを1%になっているが、日本全国のコアCPIは実際1%どころかマイナスになっている。総合CPIとコアCPIに大きな乖離はなく、消費者物価指数を上下させる主な要因がエネルギー系になっていて、それを除くと物価は下がり続けている状態だ。

パワーポイントの作成テクニック資料

ビジネススクールの同期向けにパワーポイントの作成テクニックに関する勉強会を行ったので、ここでそのプレゼン資料を公開しておく。

ビジネススクールに通い始めて知ったのは、PowerPointをはじめとするOfficeの操作を知る機会って、意外とないのかもしれない、ということ。

みんな学校でPowerPointを触るようになっているから、資料を作るのに四苦八苦している。この資料は、できるだけ細かいことは言わずに、効率良く資料を作成するハウツー的な要素に的を絞った。

 

知ろうと思って知るのが難しい情報というのはある

PowerPointの資料を早く作れるようになりたい、という人がいても、何を調べたら良いか難しい。どちらかというと、日々の積み重ねで自然と習得している、というのが現実なのかもしれない。

だけど、ちゃんとセオリーはあるし、機能を知っているだけで生産性が上がる点は多い。とりあえず最初は知識を増やし、後は実践の機会を増やすのみ。

 

Office操作の習得は、仕事の生産性向上につながる

もう当たり前過ぎるほどOfficeというのは広く使われいるわけで、みんなOfficeの操作が1.5倍になれば、生産性も劇的に向上するはず。

 

というわけで、こんな資料が、必要とされている人に少しでも届き、役に立てば幸いです。

経験則で答えを出すことがどうしてダメなのか、という話

経験をベースに答えを出したり判断することには、少し危険性が伴う。その話を書き留めておこうと思う。なお、ここでいう経験則の対比は論理的思考である。論理的思考によって物事を進めていくことのメリットを挙げていく。

 

人と議論できる

経験則になってしまうと、判断の根拠が「俺の経験」になってしまい、どれが正しくてどれが間違っているかが客観的に判断できない。なので、意見が食い違ったときに、人と議論をして答えを修正する、という行為がとても難しくなる。

論理の積み上げによって答えを導き出す場合は、根拠や思考プロセスが明示されるので、そのどこが違うのかが議論しやすい。前提となる情報が不足しているのか、どこかの判断基準が間違っているのか。集団で作業するときには、こうやって議論をして意見を修正できることのメリットはとても大きい。

 

未知の問題に対応できる

経験則の場合、先に同じ事象を経験していることが大前提になるので、「先例主義」になりやすい。新しい未知の問題が出てきた場合に、対処することが難しくなる。

一方で論理的思考の場合は、未知か既知かは副次的要因であり、未知の問題であっても事象を整理し、論理的に判断を積み重ねていくことで、解決策までたどり着ける可能性が高まる。

 

人格と分離できる

論理的に考えることになると、論理と人格は区別して考えることができるようになる。経験則の場合はそうはいかず、経験によって答えを出すこととその個人は切っても切り離せない。

つまり、論理的に問題に対してアプローチすることは、組織において個人攻撃を回避し、前向きな思考を促す効果がある。

 

最後に・・・

とはいえ、論理的に思考することが全てとは思わない。経験によって得られることも多いし、それによって答えにたどり着くスピードも圧倒的に早くなる。要は、「経験」と「論理的思考」という2つの武器を、どう使いこなすかが重要で、どちらか一方だけが素晴らしいということはない、ということだ。

岐阜県の大型小売店販売額(平成24年8月)

岐阜県の大型小売店販売額の8月分が発表されていたので、確認。 小売店販売額はそのときの景気動向と一致すると言われていて、今後の消費動向を考える上での指標として使われる。

というわけで、平成24年8月の大型小売店販売額。

岐阜県 : 岐阜県の大型小売店販売額 月報201208
[browser-shot url=”http://www.pref.gifu.lg.jp/kensei-unei/tokeijoho/kohyoshiryo/shogyo/ogataten/2012/ogataten201208.html” width=”600″ height=”450″]

● 大型小売店販売額:242億円
前月比は2.0%増
前年同月比は、全店ベースで2.6%増、既存店ベースで2.5%増となった。

● 商品販売額別の動向
・ 衣料品の前年同月比は、全店ベースで0.6%増、既存店ベースで0.6%増
・ 飲食料品の前年同月比は、全店ベースで2.5%増、既存店ベースで3.5%増

岐阜県 : 岐阜県の大型小売店販売額 月報201208

というわけで、前月比は全体として上がっている。飲食料品の方が高い傾向を示している。

 

1年間の推移は以下の通り。

大型小売店の販売額_201208

 

季節によってある程度トレンドがあり、これから年末に向けたは低調な傾向が続く。特に、今年は夏が暑かった分、秋冬の衣料が低迷するかもしれないと言われているので、本当にそういう経過をたどるのか状況をみてみよう。

WindowsユーザがMacを快適に使うためにやること3つ

Macbook Airを買ってから、プライベートでMacを使う機会が増えた。ので、もう少し真剣にセットアップしないと生産性が上がらない気がしたので、ちょこちょこカスタマイズしましたよ。

Windowsを長く使ってきたものとしては、この点が解消されると嬉しい。

 

Officeをスムーズに操作したい

最初から元も子もないんだけど、Office for Macを買う。Officeはやっぱり未だにビジネス文書のデファクトスタンダードであり、OpenOfficeやLibreOfficeで同じ操作性を実現するのは、今はまだ厳しい。というわけで、Macで真剣に作業しようと思うと、どうしてもOffice for Macは欠かせない。

 

Alt+Tabによるウィンドウ切り替えと同じことがしたい

Windowsでは、Alt+Tabで作業ウィンドウをスイッチしているんだけど、Macの場合同じように「Command+Tab」を行うと、ウィンドウ単位ではなくてアプリ単位でスイッチするんだよね。これが地味にストレス。。。。

これは、HyperSwitchというフリーソフトで解消できる。設定の「General」タブで、真ん中あたりにあるところを、「Command」キーに変更するだけ。

これで、Windowsの「Alt+Tab」と同じ操作が得られる。

 

ファンクションキーを有効にする

ファンクションキーは、Macの場合は最初は違うコマンドが割り当てられていて、Windowsと同じような操作を行おうとすると、「fn」キーと組み合わせて押す必要がある。僕はあんまりMacが割り当てたファンクションキーは使わないので、最初から「fn」キーを押さなくてもファンクションキーが有効になるようにしたい。

これを実現するためには、以下の記事にある通り、環境設定から操作すれば使えるようになる。

MacのF1、F2などのキーの設定を「ファンクションキー」にする方法 / Inforati

 

以上。あとは、どんどん使って慣れること。

セイコーエプソンからみるインクジェットプリンター市場

最近、写真のネットプリントがあまりにも安いことを知って驚いた。そして、そこから家庭用のインクジェットプリンターってもう厳しいんじゃないかと思うようになったので、代表的な企業であるセイコーエプソンを調べてみた。

 

国内インクジェットプリンター市場のシェア

日経シェアによると、国内のインクジェットプリンター市場はキヤノンとセイコーエプソンで9割程度をシェアを占められている。キヤノンとセイコーエプソンはそれぞれほぼ半分を分けあっているが、近年はキヤノンが1位。

また、海外市場でみると、HPが圧倒的1位で、キヤノンとセイコーエプソンは2位・3位と続く。この市場はもうプレイヤーが少なく、ほぼ寡占状態であることがわかる。

 

セイコーエプソンの財務状況

セイコーエプソンの過去4年分の財務諸表は以下の通り。

 

流動比率は高いし、セイコーエプソンは利益剰余金も多めに確保されているので、財務の安全性という意味ではすぐに危険な感じはしない。ただ、この4年間で売上は20%程度下がっているというのが、収益性の面で苦しさを感じる。売上高営業利益率も元々高いわけではないので、売上高が下がるとジリ貧になる。

 

株価をみても、セイコーエプソンはここ10年で4分の1ぐらいになってる。市場の評価は厳しい。
セイコーエプソン(株)【6724】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス

 

新しい競合の登場

完全に成熟化してしまっている様相である一方で、消耗品で設けるビジネスも、安いネットプリントの台頭や代替品サプライヤーの登場によって、厳しくなっているのではないかと思われる。

 

例えばネットの写真プリント料金を価格.comで調べると、L判50枚で87円なんてのもある。1枚1.7円・・・・送料も無料。

価格.com – デジカメプリント・ネットプリント比較|写真・年賀状印刷
[scshot url=”http://kakaku.com/camera/dpe/”]

 

一方で、インクジェットプリンターの写真用紙の価格を調べてみる。

写真用紙だけで考えると、定価ではほとんどネットプリントと均衡しつつある。実売ではやや家庭用の方が安い。ただ、インクジェットも結構な値段がするので、あまり勝負できなくなっているのが現状だと思う。

 

国内市場は成熟化している

インクジェットプリンターが普及したのは、写真や文書の印刷が、これまで業者に頼むより安く、自宅で便利に、それなりの品質で印刷できたからだ。しかし、インターネットやスマートフォンの普及で、自宅からネットを介して印刷を頼むことも簡単になっているし、やはり業者の方が品質も高い。

そろそろこの分野に関しても新しいビジネスモデルの登場が期待されてるんじゃないかと思う。家庭用プリンターが普及したのは、自分の家で自由に情報をそれなりの品質で印刷できるからだったと思うが、製品自体がコモディティ化して付加価値が減退していることと、マネタイズの源泉だった消耗品の分野に競合が登場して利益を創出することが難しくなっているんじゃないか。

例えば、PCのデータ量が膨大になっていることから考えると、セキュアなオンラインストレージサービスを合わせて提供するとか。プリンターを売って、消耗品で儲けるというビジネスモデル自体が限界なのかもしれない。最近だとスマートフォンで写真よく撮るし、Instagramみたいな四角い形やエフェクトも流行っているから、改めて印刷する楽しさみたいな、新しいニーズはある気がするんだけど。

 

上に書いてあるようなことは、エプソンの有価証券報告書の事業リスクにもちろん書いてある。ただ、エプソンが発表している長期ビジョン「SE15」をみると、新しいビジネスモデルの開発には行かなさそうだなあ。

長期ビジョン「SE15」 | エプソンについて|エプソン
[scshot url=”http://www.epson.jp/company/se15.htm”]

 

それよりも、好調な中国や東南アジア市場にシフトしていくんだろうか。

Dropboxが学生向けに3GB増量キャンペーン実施中

Dropboxが「Great Space Race」という新しいキャンペーンを実施している。

記憶領域獲得レースにチャレンジ! – Dropbox
[scshot url=”https://www.dropbox.com/spacerace”]

 

学生は3GB増量されます

学校のEメールアドレスを持っていれば、参加可能。新規ユーザでも既存ユーザでも問題なし。既存ユーザで学校のEメールアドレスと違うアドレスでアカウント作っている場合は、一度ログインした上で学校のEメールアドレスで承認を受ければOK。

とりあえず登録するだけで3GB増量する。ただし、2年間限定。あと、学校単位で競うプログラムになっていて、ポイントを集めると全体のボリュームが増えるよう。

 

ここで、各学校の獲得ポイントの順位がわかる。ざっと眺めてみたけど、トップ100に日本の学校はなかったなあ。。。
Great Space Race – Top Schools – Dropbox

 

Dropboxキャンペーンの秀逸さ

元々Dropboxって結構面白いキャンペーンをやっているのだけど、この学校向けはすごい効果的なんじゃなかろうかと思う。Dropboxって個人で使うことが多いのであまりネットワーク外部性が働きにくいけど、こうやって特定の組織単位でゲームに参加させることで、アカウント獲得や認知度向上を図れるよね。

 

というわけで、学校のEメールアドレスを持っている方はどうぞ。
記憶領域獲得レースにチャレンジ! – Dropbox

ネット証券市場の今とこれから

一時はすごい勢いで成長していたネット証券だが、最近の状況を調べるために松井証券の財務諸表を確認した。

株式市場は冷え込んでいる

松井証券の営業収益と営業利益率は、以下の通り。

見ての通り、売上高は全体として下落傾向にある。株式市場全体が落ち込んでいるので、無理もないのかもしれない。

 

東証一部の売買高・売買代金を見ると、売買高は2005年当たりからあまり変わっていないけれど、売買代金は2007年をピークに大きく下落している。

 
(東証 : 売買高・売買代金を元に作成)

 

ネット証券市場はトップ2とそれ以外

日経シェア調査195によると、ネット証券業界は株式相場の低迷によって市場規模全体が縮小。手数料の引き下げ勝負も限界を迎えており、別の差別化を図っている。3位以下は混戦。

オンライン証券業界のシェアはこのとおり。


日経シェア調査195を元に作成)

これをみると、SBI証券と楽天証券がトップ2で、それ以外は混戦の様子。SBIや楽天など総合的なサービス展開を行っている企業がシェアを築いており、ネット証券専業の企業は、体力勝負で苦戦しているようにみえる。

 

ネット証券の財務構造

松井証券の財務構造は以下の通りとなっている。資産を多く抱えているわりには売上高は小さい。

 

SBIと楽天はホールディングスになっているので財務諸表が取得できないが、マネックス証券は取得できたので掲載しておこう。

 

まあ、両方とも同じ業態なので財務構造はほとんど一緒。ちょっとわかりづらいのだけれど、松井証券の特徴は、固定資産が圧倒的に少ないことと、利益剰余金が大きいこと。営業利益率もマネックスに比べると高い。

マネックス証券の最近の業績を見ていると面白くて、2011年度で売上高が伸びると同時に、利益率が低下している。

 

ここからは推測になるが、マネックス証券は最近アジアや米国などの証券会社を買収しており、それによる資産増加が影響しているのではないかと思っている。
マネックスが買収するTradeStation(トレードステーション)とは? – Market Hack

 

日本市場は既に飽和状態で寡占化が進んでおり、金融の自由化・グローバル化によって、強固な事業基盤を築く必要が迫られている。一方で松井証券は、調べてみた限りは買収などの規模拡大は行われていない。

この業界は、今後どのような未来が訪れるのだろうか。

Zyngaの凋落をみて業界のスピード感を思い知る

[scshot url=”http://zynga.com/”]

TechCrunchに、Zyngaがなぜこけたのかが書かれていた。

なぜZyngaはこけたのか?

なぜZyngaはこけたのか?

 

Zyngaのこれまで

Zyngaは2007年に設立されたソーシャルゲーム会社で、主にFacebook上で動くゲームを提供している。CityVilleやFarmVilleが有名。(ジンガ – Wikipedia

TechCrunchの記事によると、

  • PCのゲーム市場が成熟して細分化
  • Facebook上に掲載していた広告コストが上昇
  • ゲームによるフィード更新を行うが、過剰でスパム化→Facebookがゲームによるフィード更新を制限
  • モバイルへの移行の波に乗り遅れた

という感じ。最初の事業モデルとしては成功したものの、市場が成長し、事業環境が変わることに対応できなかったということだろう。

 

そして、これが今のZyngaの株価。
ZYNGA INC – CL A (ZNGA:NASDAQ GS): Stock Charts – Businessweek

 

マネタイズの弱さとモバイルへの対応遅れが大きな痛手

以前取り上げたけれど、GREE・DeNAと比べると、Zyngaはユーザ数が一桁多い。けれど、売上高も利益率もGREEやDeNAの方が高いのだ。日本から誕生したこの二社と比べると、マネタイズが弱いのは間違いない。

マネタイズのモデルが違うのも特徴だろう。PCの場合は広告収入がベースになるが、モバイルの場合は課金収入がベースになっている。こういう収益モデルの転換も苦戦した原因のひとつなのかもしれない。

 

あとは、ここ最近ずっと言われているモバイルへのトレンドに乗り遅れることは、結構致命傷で、Facebookもずっと注力すべきはモバイル、と宣言している。GREEもDeNAもフィーチャーフォンからスマートフォンへの移行を素早く行った。

 

他にも不幸は重なったのだろうけど、移り変わりのスピードが早く、方向性やタイミングを誤ると、時代の寵児と言われていた企業もすぐに衰えていく。

とはいえ、GREEやDeNAもドコモがソーシャルゲームに参入したり、Facebookはプラットフォームとしてどうやって収益モデルを構築するかは、各社しのぎを削っていて、決して安泰というわけではない。

 

こういう移り変わりをみると、本当にこういう業界のスピード感は尋常じゃないなと思う。一瞬で覇者になることもできるけれど、衰退するのも早い。

 

参考:モバイル事業でグリーやDeNAの後塵を拝したFacebookがモバイル分野で成功するには  | ITトレンド・セレクト | 現代ビジネス [講談社]