夢を叶えるために必要なことを教えてくれる映画2本

実話を基にした映画というのは、自分の心の中にリアリティを与えてくれる。 現実に起こった話だ、というのを最初に許容すると、 その映画のいろんな部分により深く自分の精神を投影するのだろうな。

というわけで、 タイトルにあるとおり、「夢を叶えるために必要なことを教えてくれる映画2本」。

遠い空の向こうに

ソ連が打ち上げたスプートニクを見て、 実際に自分もロケットを打ち上げたいと思う高校生。 自分の庭でおもちゃみたいな打ち上げの失敗から始まり、 周囲の反対などもありながら、信念を貫き、 結果を積み上げていく様は、感動を覚える。

 

エリン・ブロコビッチ

企業を相手に、大規模な環境汚染訴訟を戦う様を描く。 何より感動するのは、法律としては完全に素人である主人公が 被害者への思いを貫き、戦う姿。

 

仕事に疲れた週末は、ぜひごらんください。

要領の良い人こそ、脳の使い方には注意を

昨日のことが、うまく思い出せない。

やらなきゃいけないし、やればなんてことないのに、ついダラダラ先送りしてしまう。 最近の自分の行動を振り返って、そんなことを思っていたが、 ひょっとしたら「脳の使い方」に原因があるのかもしれない。この本を読んでそう思った。

脳も使い方によっては、一部特定の機能がうまく働くなることがあるのだ。これは興味深い。 脳は快楽を求める。だらけようと思えば、どこまでもフニャフニャしてしまうのだ。だから、バランスよく脳を使い、刺激を与え続けることが重要だ。

この本では、家事をすることの有効性を説いている。効率よく家事をこなすことが、ちょうどよい脳の運動になるのだそうだ。 継続的にバランスよく脳を使わないと、自分でも知らないうちに、 社会性を失ったり、記憶力が乏しくなったりして、 自分らしさとか、人間らしさを失うかもしれない。怖いなあ。

とりあえず汚くなった部屋を片付けることから始めようかな。

プレゼン資料を作る人のためのリファレンス

プレゼンテーションの技術」の前シリーズ。

まさにプレゼン資料を作る人のための本。プレゼンに書くチャートは、あくまで伝達手段であり、重要なのは、「何を伝えたいか」というメッセージを明確にすることだ。

5つに分類した使用方法があり、それに適したチャートを作るのだ。チャートのパターンがものすごくたくさん登場して、参考になる。

ネタが豊富に書かれているので、 今後資料を作るときに迷ったら、時々参照しよう。類似書を見かけないので、こういう本は貴重だ。

ついでにこういうのを見つけたので、メモ。結構頭痛いこと書いてありますね。 惰翻 – プレゼンをイカす10のtips

仕事の生産性を上げるツール

PCを使って仕事する場合、ちょっとしたことで生産性が大きく上がることが多い。
今回は、使ってみて実際生産性が上がったツールがあったので、メモ。
タブブラウザのエクスプローラ版。
いくつもフリーソフトであると思うけど、MDIEがシンプルで使いやすい。
仕事中に、エクスプローラをいくつも開きすぎて、
わけわからなくなっていたが、これを使って解消した。

情報源はコチラ↓
荻上式BLOG 使ってみたら作業効率ががらりと変わった7つのフリーソフト。
(さらに元を言えば、「あとで読む新聞」から。)
ありがとうございました。

柔軟性のない地方財政

夕張市の財政破綻から、地方財政に興味を持つようになった。 過去にも記事書いたし。

地方債改革の経済学」を読んでから、より一層地方財政に対する理解は深まったと思う。市場原理に照らし合わせれば、借金する力のない自治体は、 地方債は発行できないはずだ。でも現実は違う。可能なのだ。

地方債の引き受けを国が担い、さらに地方債の金利すら地方交付税で 補填する仕組みが出来上がっているのだ。(詳細はもっと複雑なので、本を読んで下さい。)

公共インフラは、財政力によらず、生活を支えるために必要だから、そういう仕組みが出来上がったのだろう。一理ある。ただ、現状は、それが過度になっているのかもしれない。

実際、夕張市のように、気づかないうちに莫大な債務を抱えてしまう仕組みが、国民全体にとってプラスではないと思うし。市場原理から与えられる規律と、中央省庁のコントロールのバランスから、自立した地方財政を実現できるよう、これからもっと大きく方針転換していくんだろうな。

とりあえず、この本はかなり奥が深い。地方行政に興味がある人は、読んで損はない。(数字や表が多くて読みづらいけど。それだけ事実を基に結論を導いているということもわかる。) アメリカやフランスの事例も取り上げ、広範かつ的確な示唆が多く含まれていると思う。

 

プレゼンテーションの根幹

内容は、PowerPointだけじゃなく、プレゼンテーション全般の技術・心構えについて。

仕事上、資料を作ってクライアントに説明する、原稿を書いて大勢の前でスピーチする、などの人は、読んでおくと良い。結構細かいところまで、気をつけるべきポイントが書かれている。

わかりやすい説明をするためのステップ、発表するときの見せ方、プレゼンターの心理的不安は、どうやって取り除くか、などなど。プレゼンの入門書として良書。

ここに書かれているエッセンスを意識し、 あとは経験を重ねていくことが大事だ。

マッキンゼー流 プレゼンテーションの技術

Excelの棒グラフ

備忘のため。 Excelの棒グラフを、二つ並べて表示したい。 ↓こういうやつね。 と思ったのだが、意外にぱっとは作れないものだね。 でも、ここを参照したら、すぐできました。 しかも2軸にもできるらしい。 棒グラフと積み上げ棒グラフの2軸のグラフ作成 簡単に言えば、グラフを作る前のデータの表をちょっと工夫して、 後は「系列データの書式設定」で横幅をゼロにするだけ。 知れば簡単だ。

このブログを売るといくら?

ネタフルから。
ブログの値段を計測するブログパーツ。
ユーザ登録なしに、RSSのアドレスさえあれば、
すぐに下記の通り金額が計測できる。

価格は、ブログの更新頻度や被リンク数、検索順位などを基準に、同社が過去に取り扱った成約案件の実績と照らし合わせて設定した。数百円程度からで、高額な場合は500~600万円程度になるという。価格は1日1回程度更新する。

(引用元:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0709/06/news072.html

サイト売買のサイトストック

自分の悪い習慣を改める

ベンジャミン・フランクリンをご存知だろうか。

自分で人生における原則を定め、それについて達成できたかを 毎日紙に記録することで、自分の生活習慣を改めたことで有名だ。 というわけで、真似てみた。 方法は簡単だ。

自分で達成したい項目をExcelに書く。 例えば「朝、遅刻しない」など。 それを3つのステータスに従い、記入する。

 ○:達成
 ×:未達成
 ー:ノーカウント

定性的なものは、主観で結構。「人に優しくする」とかね。 「ノーカウント」があるのは、例えば休日は朝出社しないから、 そういう日はカウントしないため。 これで達成と未達成の数がわかるわけだが、ここで一工夫。

記録開始日から通算で、”○”と”×”の合計のうち、”○”の数が 2/3以上なら青、1/3から2/3なら黄色、1/3以下なら赤を表示する。 (自動で計算し、その数字を基にセルに色を塗るマクロを作成した。)

そうすると、達成率が悪いものが一目瞭然で、「改善しよう」という気になる。
これはコックピット・マネジメントという管理手法で、 この本からヒントを得た。 自己管理法は、自分に合った形にすれば、 ちゃんと効果が得られるはず。

自分の知らない世界を知ろう

友人に「ここに、自分の知らない世界がある。全然違う。」と言われ、比較的影響されやすいので、すぐ買って読んだ。確かに、ここには自分の知らない世界がある。

世間一般から言えば、エリートみたいに言われるのだろうか。全く自分が知らない世界が見えた。詳しくは読んで欲しいが、主にハーバードビジネススクールで学ぶ体験談を書き綴ったブログを編集したものである。

いろいろ考えさせられたが、最後のキャリアについてが一番刺激が強かった。 自分が進むべき方向が見えていなければならない、なんてよくビジネス書に書いてある。でも、一生愛せる仕事に出会うなんて、実は難しいことなのだと、実際仕事してみて強く思う。自分がやりたいことってものを明確に描いて、そこに向かって全力疾走する。でないと、夢なんて達成できないぜ。なんとなくわかるけどさ。そんな簡単に見つからないよ。

でも、そんな深く考えなくてもいいのかもしれない。 「プランド・ハップンスタンス・セオリー(計画的偶発性理論)」なるものが気持ちを 少し和らげてくれる。簡単に言えば、キャリアなどはいろんな偶然があって形成されていく。 だから、目の前に現れた機会を利用し、時にはうまく受け流し、 キャリアを形成していく、という考え方だ。

もうひとつ刺激を受けた言葉が。 「ゴールではなく、プロセスを楽しむ」のだ。 人生は長い。どこかにゴールを設けるのではなく、 今その一瞬を楽しむ方向に自分の心を向けていく。 素敵だな。そういう生き方をしたい。

新しい世界を知る、良い本だ。

ハーバードMBA留学記 資本主義の士官学校にて