金持ち父さんの起業する前に読む本

「金持ち父さん貧乏父さん」に続き、シリーズ最新作を読んだ。

起業するにあたっての心構え、事業を構成する重要な要素、事業を始めてから広げるまでの過程など、 事業を作り出し広げるまでの一連の流れが、体験談をもとに語られている。良い刺激になった。

起業する前に、まず自分の思考パターンや精神構造を見直さなきゃいけない。 特に、恐怖への克服の記述が多かった。

「人間は誰でも、どんなふうにも訓練できる。従業員になるようにも、企業家になるようにも訓練できるんだ。世の中に起業家より従業員の数が多いのは、単に、学校が従業員になる訓練を生徒に与えているという、それだけの理由だ。・・・」

望み通りの成功を達成できない人が大勢いる理由の1つは恐怖、多くの場合、間違いを犯すことや失敗することに対する恐怖だ。

事業を作り上げるために必要なことは、「B-Iトライアングル」をもとに述べられている。 これは覚えておいて損はないかも。 他にも示唆に富む事柄が多い。おすすめ。 金持ち父さんの日本語公式サイトがある。それも参考に。

 

金持ち父さん貧乏父さん

はるか前から友人に薦められいたが、何となく読む気がしなくて避けてきた。
けど、「お前の生活は、この本と全く逆だ」と言われ、気になって読んでみた。
えー。すみません。読まなかった僕があほでした。
要点はただひとつ。それだけで十分。
  資産は私のポケットにお金を入れてくれる
  負債は私のポケットからお金をとっていく

この考えはシンプルでいい。わかりやすい。目が覚めた。
確かに自分には資産がない。全く。
他にも気になった点をいくつか。
ファイナンシャル・インテリジェンス
1.会計力
2.投資力
3.市場の理解力
投資に必要な技術
1.他の人が見過ごすチャンスを見つける技術
2.資金を集める技術
3.頭のいい人間を集めて組織する技術
「ラットレース」から抜け出したくはないかい?
金持ち父さん貧乏父さん
金持ち父さん貧乏父さん
ロバート キヨサキ

起業ってこうなんだ!どっとこむ

対談形式であっさり読めた。 ネット事業とかサイバーエージェントの事業内容の理解も深まったが、 何より面白かったのは、 起業から少しずつ組織が大きくなっていく過程にはいくつかの段階があって、 そのときにどのような能力や心構えが必要で、 どのように組織や人材をマネジメントしていくか、という点を 経験を元に語られていること。

起業したからには上場すべきかどうか、 M&Aに向いている会社とはどんな会社か、 従業員への報酬はどんなかたちであるべきか、などなど。 細かい点でも面白かった。