経済学を独学で学ぶためのおすすめ本

経済学というのは、一見とっつきにくく、一方で日頃のビジネス活動やニュースにも深く関連しています。経済学を学ぶと、この市場がどういう理論で構成されていて、政府や大企業だけでなく、日頃のビジネスにおけるパートナーや競合企業との関係についても、示唆を得られることでしょう。

経済学の基礎を学ぶならこちらから

まずは、これらの基礎的な本を読んでみてください。「難しい」というイメージを払拭してくれるはずです。

入門経済学 第4版

上の2冊で概要を理解したら、今度はぜひこの一冊を。何度も改訂を重ねながら、20年以上も読まれている入門書です。わかりやすい説明、経済学が適用できる具体的な事例、ミクロ・マクロ経済学以外にも、ゲーム理論など様々な経済理論もカバーされており、基本を理解するのに十分な一冊です。
この世で一番おもしろいミクロ経済学――誰もが「合理的な人間」になれるかもしれない16講
いろいろ難しい本を読むぐらいなら、この漫画本を読む方がすっきりと理解できる。
この世で一番おもしろいマクロ経済学――みんながもっと豊かになれるかもしれない16講
「この世で一番面白いミクロ経済学」のマクロ経済学編。マクロ経済学の方が難解なイメージがあるけれど、この本で読むとすっと理解できる。ミクロ編と合わせて読むと、ミクロ/マクロの違いも含めて経済学の全体像が理解できる。

さらに経済学の奥深さを学ぶならこちらから

経済古典は役に立つ (光文社新書)経済古典は役に立つ (光文社新書)
古典から読み解く、現在の経済学。歴史によるつながりがわかって、非常に頭が刺激されます。(書評)
ファスト&スロー(上) あなたの意思はどのように決まるか? (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)ファスト&スロー(上) あなたの意思はどのように決まるか? (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
少し前からのトレンドは、やはり行動経済学です。この本は少しヘビーなのですが、たくさんの発見がありました。
角川インターネット講座 (10) 第三の産業革命経済と労働の変化角川インターネット講座 (10) 第三の産業革命経済と労働の変化
インターネットと経済の関係を説明した本は少ないですが、この本は様々な観点で論述されていて、貴重であり刺激的です。(書評
〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則
純粋な経済学とは少し異なりますが、インターネットなどのIT技術が未来の社会をどのように変えていくか、ビジネスにどのようなインパクトを与えるのかを理解することができます(書評)。
不道徳な見えざる手
ノーベル経済学賞を受賞した作者が描く、今の経済社会の不道徳・不合理な部分。それを「釣り」と「カモ」の構図でとらえ、様々な場面で不道徳な状況が生じてしまう負の側面を描いています。今の経済構造を構造的に、心理的側面から捉えたい方に。

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