MBA・経営学を独学で学ぶためのおすすめ本

あなたがMBAを学ぶ理由

この記事を読んでいるということは、あなたはMBAに興味があるのだと思います。

さて、MBAを学ぶ理由というのはどこにあるのでしょうか。自分自身が実際MBAを取得して思ったことは、「企業や組織の見方・考え方を大きく変えられる」ことです。もっと具体的に言えば、「経営者・管理者の目線」を養うことができます。

 

例えば、次のようなことを学べるでしょう。

マーケティングを学べば、どうやって企業や商品を興味・関心がある人に宣伝することができるか。宣伝効果をどうやったら高めることができるか、という目線で事業を考えることができるようになります。

組織マネジメントを学べば、事業の特徴や置かれている状況、組織を構成するメンバー、管理体制等から、どのような組織マネジメントを行えば、事業のパフォーマンスを向上させられるかを考えることができるようになります。

財務を学べば、売上・費用・利益の関係を端的に捉えることができますし、上場企業をはじめとする様々な企業の財務諸表を読み解き、どのような事業特性があるのかを導くことができます。

 

経営学は即効性のあるスキルではないですが、いずれも、どのような組織であっても通じるものであり、将来的に価値として失われるものではありません。そして、経営学は知識としては様々な本から学習することは可能です。

ぜひ、以下の本からMBAの知識をぜひ学んでください。

僕はビジネススクールを卒業しましたが、幅広い経営学を効率的に学ぶためには、良い本に出会うことが重要です。このページでは、僕が学ぶ上で効果的と思う本を取り上げました。経営学に触れて、一生役立つ知識・教養を!

 

経営戦略

経営戦略というのは、経営の全体を考えるアプローチであり、これを学ぶことで、企業全体を俯瞰する視点を養うことができます。経営学というジャンルは他に比べれば比較的新しい学問ではありますが、経営理論は経済状況の変化とともにどんどん発展・変化してきています。歴史と合わせて、現代の経営理論を学びましょう。

経営戦略全史 (ディスカヴァー・レボリューションズ)経営戦略全史 50 Giants of Strategy ディスカヴァー・レボリューションズ
様々な経営戦略の成り立ちを一冊で理解できる本。ビジネスを科学的に捉え、普遍的な法則を探してきた歴史がわかります。
ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books)ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books)
基本的な知識、ということではなく、戦略とはどういうもので、用語として言われていることはどういうことを示しているのか。それを教えてくれる。
リーン・スタートアップリーン・スタートアップ
新しい事業をどのように軌道に乗せていくか。そのための、学習サイクルのつくりかたを学ぶ。価値仮説・成長仮説や革新会計などの仕組みは重要。

「経営戦略」に関する分析記事もご覧ください!

マーケティング

「良いものを作っていれば、いつかは売れる」というのは半分本当かもしれませんが、それだけでは不十分で、ちゃんとマーケティングすることが重要です。マーケティングというのは、「売る仕組み」のことです。マーケティングを学ぶことで、製品やサービスをどう認知してもらい、売上につなげていくのか、という部分を学び、考えることができます。

グロービスMBAマーケティング[改訂3版] グロービスMBAマーケティング[改訂3版]
マーケティングというのは捉えづらい概念だと思いますが、この一冊を読めば全体像を理解することができます。
ドラッカーが教える 実践マーケティング戦略ドラッカーが教える 実践マーケティング戦略
ドラッカーの広大な知識の中で、マーケティングに絞った一冊です。マーケティングの基礎や要諦を効率的に学ぶことができます。
マーケティングを学ぶ (ちくま新書) マーケティングを学ぶ (ちくま新書)

マーケティングに対する考え方を、豊富な事例と読みやすい文体で説明してくれます。気軽に読みながらマーケティングを学べる一冊。
もっとマーケティング本をご覧になりたい方はこちら

「マーケティング」に関する分析記事もご覧ください!

組織・人事

組織を運営するにあたっては、組織の構造をどういう形にするか、リーダーはどう振る舞うべきか、企業文化はどう形成するか、など考えることがたくさんあります。

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すかモチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか
言わずと知れたダニエル・ピンクです。モチベーションの源泉を洞察し、今後の組織に必要な要素が述べられています。
知識創造企業知識創造企業
知識を作り出せる組織を創ることで、強い企業になる。そのための考え方がまとめられています。ナレッジマネジメントを学ぶならこの一冊。
知識経営のすすめ―ナレッジマネジメントとその時代 (ちくま新書)知識経営のすすめ―ナレッジマネジメントとその時代 (ちくま新書)
「知識創造企業」の続編的に、具体的な組織のつくり方を説明している。実務に活かすヒントが多い。
シャドーワーク―知識創造を促す組織戦略シャドーワーク―知識創造を促す組織戦略
社員の自主性を育てるためには、どういう制度や文化を形成すべきか。これまでの規律を重視した組織設計では、イノベーションは生まれない。

「組織・人事」に関する分析記事もご覧ください!




財務会計・ファイナンス

僕はMBAで財務会計(アカウンティング)とファイナンスの違いを知りました。企業の活動においては、お金の流れを抑え、マーケティングや組織運営などに反映することが重要になります。ぜひ、お金の流れをどう把握するか、市場から資金を調達するかを学びましょう。

決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 (朝日新書 44)決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 (朝日新書 44)
財務諸表の読み方を理解するには、この一冊が入門として最適。様々な企業の実例を交えながら、財務の全体像を効果的に捉えることができる。自分でここまで理解できるようになると、本当に企業分析が楽しくなる。
財務3表一体分析法 「経営」がわかる決算書の読み方 (朝日新書)財務3表一体分析法 「経営」がわかる決算書の読み方 (朝日新書)
「財務3表一体理解法」の続編。読むだけでなく、より踏み込んで分析するためのアプローチや観点が提示されている。「一体理解法」と合わせて読むと良い。
史上最強の投資家 バフェットの財務諸表を読む力 大不況でも投資で勝ち抜く58のルール史上最強の投資家 バフェットの財務諸表を読む力 大不況でも投資で勝ち抜く58のルール
ウォーレン・バフェットが投資を行う上で財務諸表をどう分析しているかがわかる一冊。長期的に強い企業がどのような財務的特徴を持っているかがわかる。
億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術
「バフェットの財務諸表を読む力」と同じく、バフェットがどういう観点で企業を見ているかがわかる。具体的な理論株価の計算方法も紹介されており、分析方法として興味深い。

「財務会計・ファイナンス」に関する分析記事もご覧ください!

経済学

企業経営というのは、市場環境の影響を必ず受けます。経済状況が良いとき、悪いときによって、企業の対応は変えなければいけません。その意味で、経済環境を理解することは企業経営においてもとても重要になります。経済学を難しいものと捉えるのではなく、今や未来を理解するために最低限の知識は獲得しておきましょう。

この世で一番おもしろいミクロ経済学――誰もが「合理的な人間」になれるかもしれない16講この世で一番おもしろいミクロ経済学――誰もが「合理的な人間」になれるかもしれない16講
いろいろ難しい本を読むぐらいなら、この漫画本を読む方がすっきりと理解できる。
この世で一番おもしろいマクロ経済学――みんながもっと豊かになれるかもしれない16講この世で一番おもしろいマクロ経済学――みんながもっと豊かになれるかもしれない16講
「この世で一番面白いミクロ経済学」のマクロ経済学編。マクロ経済学の方が難解なイメージがあるけれど、この本で読むとすっと理解できる。ミクロ編と合わせて読むと、ミクロ/マクロの違いも含めて経済学の全体像が理解できる。
入門経済学 第4版

上の2冊で概要を理解したら、今度はぜひこの一冊を。何度も改訂を重ねながら、20年以上も読まれている入門書です。わかりやすい説明、経済学が適用できる具体的な事例、ミクロ・マクロ経済学以外にも、ゲーム理論など様々な経済理論もカバーされており、基本を理解するのに十分な一冊です。

「経済」に関する分析記事もご覧ください!


起業家・経営者

優れた経営者・リーダーと呼ばれる人には、必ずそれを実現するための特徴があります。そして、リーダーシップのスタイルには様々な種類があるのです。自分の特性に近い人を見つけたり、様々なリーダーの考え方、行動スタイルを把握しておくことは、必ず自分のリーダーシップを向上してくれるはずです。

小倉昌男 経営学小倉昌男 経営学
宅急便という宅配の革命を市場に起こした、日本で代表される経営者の一人。いつ読んでも非常に価値があると思います。
俺のイタリアン、俺のフレンチ―ぶっちぎりで勝つ競争優位性のつくり方俺のイタリアン、俺のフレンチ―ぶっちぎりで勝つ競争優位性のつくり方
言わずと知れた、ブックオフ創業者であり、「俺のイタリアン」など新しい飲食店を展開している坂本社長の一冊。
20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義
スタンフォード大学の講義として行われている起業家育成の考え方。起業家の考え方、心構えを学ぶことができる刺激的な一冊。
ゼロ・トゥ・ワン―君はゼロから何を生み出せるか ゼロ・トゥ・ワン―君はゼロから何を生み出せるか
ペイパル・マフィアによる起業論。

「起業家・経営者」に関する分析記事もご覧ください!

課題解決思考

論理的思考などは当たり前のようになっていますが、問題の本質を考えることは、あらゆる場面、あらゆる物事においてプラスに働きます。フレームワークや方法論などの知識を身につけるだけでなく、どう考えるかという思考アプローチも知ることで、ビジネススキルは格段と向上するでしょう。

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」
高い生産性と成果を出すための考え方は、イシューを明確にすることからはじまる。頑張ってるけど成果が出ない、何を解決すべきか曖昧になっているときは、この本を。
Think Simple―アップルを生みだす熱狂的哲学Think Simple―アップルを生みだす熱狂的哲学
アップルというか主にジョブズの哲学が示されてる一冊。いろんな物事をシンプルに。曖昧な妥協をせず、高い理想を実現していくためのアプローチがここにある。

「課題解決思考」に関する分析記事もご覧ください!

統計学・データ分析

昔から、経営学はデータを収集し、定量化することで理論を構築してきました。また、近年はITの進化でデータの収集が容易になり、ビッグデータなどデータ分析が注目されています。この領域は、企業経営においても進化が著しい注目領域です。

ヤバい予測学 ― 「何を買うか」から「いつ死ぬか」まであなたの行動はすべて読まれているヤバい予測学 ― 「何を買うか」から「いつ死ぬか」まであなたの行動はすべて読まれている
データ分析の様々なアプローチをわかりやすく、かつ事例を交えて説明してくれます。データを用いて予測することも深さを知れる一冊です。
ビッグデータの正体 情報の産業革命が世界のすべてを変えるビッグデータの正体 情報の産業革命が世界のすべてを変える
ビッグデータ時代に必要な知識や、世界がどのように変わっていくのかを教えてくれる重厚な一冊です。
会社を変える分析の力 (講談社現代新書)会社を変える分析の力 (講談社現代新書)
実際にデータ分析に携わる著者が述べる、データ分析に必要なアプローチや考え方は説得力が高いです。
部長、その勘はズレてます!  「A/Bテスト」最強のウェブマーケティングツールで会社の意思決定が変わる部長、その勘はズレてます! 「A/Bテスト」最強のウェブマーケティングツールで会社の意思決定が変わる
WebサイトをA/Bテストで改善するための方法。Amazonのようにデータドリブンで事業を行いたい人におすすめ。

「データ分析」に関する分析記事もご覧ください!