国会議員の育休についてネガポジ分析してみた

年末ですね。久々にデータ分析を実行してみました。

Twitterでデータ分析してみようと思い、テーマとしてこれを選びました。

国会議員カップル「育休とりたい」 制度ないけど計画:朝日新聞デジタル

 

Twitterからデータを抽出

「国会議員 育休」という条件で検索して、その結果を分析します。APIの制限で1500件ぐらいしか取得できないので、結果としては昨日・今日のツイートだけが対象になります。

tweet

結構みなさん、つぶやいてるんですね。まあ、それが想定されたからテーマに選んだのですが。タイムラインをここに貼っておきますので、なんとなく雰囲気はわかるかな、と。

 

頻出語を可視化

つぶやき結果を形態素解析して、頻出語を可視化します。結果はこんな感じです。

wordcloud

「橋下」というキーワードが多く登場してるようですが、どうやらこれが原因みたいですね。

ネガポジ分析もやってみる

ネガポジ分析というのは、登場するキーワードの特性から、その文章がポジティブな感情表現なのかネガティブな感情表現なのかを分析するものですね。今回は、これをやりたかったというのがあります。

早速分析結果です。

negaposi

3/4がポジティブという結果が出ました。これ、どう感じますかね。

ちなみに、このネガポジ分析は以下の記事を参考に行っています。

R言語 – テキストのネガポジ度を分析する – Qiita

比較的簡単にできるので試してみましたが、日本語の文章をポジティブ/ネガティブで分類するというのは、それほど簡単なものではなく、アプローチの仕方によって結構結果は変わります。ニュートラルな文章というのもあるでしょうし。今回示した結果も、あくまで一つの推測手法だと捉えてください。

別のアプローチとして、ヤフーがリアルタイム検索として「感情」を推測していますが、それでみると否定的な感情が多い結果になっています。

yahoo

「国会議員 育休」のYahoo!検索(リアルタイム) – Twitter(ツイッター)、Facebookをリアルタイム検索

 

分析結果はともかく・・・

蓮舫さんや橋下さんは、任期が限定されていて身分が保証されているのに、その間に育児休暇ってさ?という論点なのだと思っています。ただ、海外では総理や経営者も育児休暇を取得しており、どんな形であれ、広くそれを認める形にすれば良いのかな、と思います。

育児というのは、「休暇」とついていますが、ある意味戦争ですしね。。。。生まれたての子供の面倒を見るというのは、本当負担が大きいものです。国会議員にそういう制度が十分じゃないなら、これを機に整えればいいのかな、と。

経済成長を考える時に人口というのはとても重要です。最近読んだ「新・観光立国論」で書いてありましたが、日本が高度経済成長を達成したのは、人口が劇的に増加したためです。人口の増加は経済にとても大きなプラスのインパクトをもたらすのです。

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それでも日本は間違い無く人口減少に向かっていきますし、人口減少の影響は今後いろんなところで表面化していくでしょう。その減少速度を少しでもゆるやかにするためにも、子供を産み育てることが、社会に取ってプラスであるということを理解し、いろんな制度が変わっていけばいいなと思います。

 

今日はこのへんで。