【書評】Kindleのまとめサイトでどうにかこうにか1000日間生計をたてた話

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散々、このブログでは電子書籍を読もうって書いています。

http://synapse-diary.com/?p=2329

その電子書籍のセール等の情報を紹介するブログとして、「きんどう」があります。

http://kindou.info/

Kindleの日本上陸と合わせて、個人でやっている一大メディアになった「きんどう」は、Amazonアフィリエイトで生計を立てているのですが、その運営ノウハウがまとめられたのがこの本です。

この本に書かれている内容は、あらゆるWebメディアに関わる人に役立つものになっています。特に、企業ホームページと合わせてブログやSNSを始めたものの、塩漬けになっている、あるいはあまり役に立っていない中小企業経営者にとっても有意義な内容になっています。

 

きんどう本から得られるメディア運営のヒント

入念な下調べとメディア戦略の作成

「きんどう」は、Kindle日本上陸から考えると、後発組でした。そういう中で、勝てるメディアにするため、様々な施策を打っていきます。特に参考になったのは、事前に下調べして、海外等のメディアを調べて、「きんどう」をどのように育てるかの戦略を入念に練っていた点です。

企業ブログなどを見ると、あまりそういう明確なメディア戦略があるわけではなく、日々の出来事を書いているのが多く見られます。ただ、ユーザーが興味を持つ情報を提供する、という点を意識しないと、結局内輪でしか見られないものになってしまうわけです。

自分が消費者として、ついついチェックしてしまうような企業ブログが、どういう内容で書かれているのか、ぜひ分析してみましょう。

 

信頼を得るアプローチ

自分のサイトを介して買ってもらうためには、サイトを信頼してもらわないといけません。自分が消費者の立場であれば、おのずとわかりますよね。信頼を得るというのは、いろんな方法がありますが、きんどうさんの場合は、こう書かれています。

さて話を戻して、わたしがとった読者に近いメディアづくりは中の人感を前面に押し出すことで成立させています。ツイッターを使ったリアルタイムの返信や、積極的なコミュニケーション、記事のリード文で喜びやボヤキをいれて、良い意味で読者から親しみやすい信頼できそうという立ち位置にいます。

「中の人」感を出すというのはそうですね。よく言われることでもあります。ただ、実行するのはそう簡単ではありません。コミュニケーションを図る積極性を持ち、小さな工夫の積み重ねを行う必要があります。

 

片手間でやるのではなくて、全力投球を

結局、ここに落ち着くのですが、片手間でやっている企業が多いのが実情です。もちろん、本業があるのはわかります。ただ、投入したエネルギーに応じた見返りがある、と思うわけです。

きんどうさんの場合はメディアですので、立ち上げから勢いをもって成長させていきました。その部分について、こう書かれています。

二、三日に一記事? 土日は休み? 何年かけてメディアを成長させる気ですか。一日でも早い成長ペースに乗せるために、序盤に地獄を見たほうが後からサイト運営は楽になります。息をするように更新しましょう。更新こそが人生です。

企業の場合はなんでも更新しろ、というわけでもありませんが、でも最終更新が半年前、とかざらにありますし、「明らかにエネルギーが投入されてないな」というのは、サイトからにじみ出ます。逆に、ちゃんといろんな更新や改善が図られているのも、サイトからにじみ出ると思うんですよね。

だから、サイトから顧客を勝ち取りたいのであれば、それ相応のエネルギーを投入しましょう。

 

とても電子書籍に対する愛が詰まった一冊です。150円と安いですし、すぐに読めてしまうぐらいのボリュームなので、ぜひ読んでみてください。

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