Firefoxアドオン「feedly」の導入で変わるRSSの読み方

Google ReaderのFeedを基に、RSS配信記事の表示を変えてくれるFirefoxアドオンの「feedly」。数日試してみて、いろいろ思ったので感想を書いてみる。

feedlyの機能的なものは、こちらの記事を参照してください。

feedlyがすごい – Google Readerユーザーは試す価値あり

「誰が書いたか」ではなく、「どんな記事か」で読む

「digest」でRSS配信されている記事全体を表示してくれるんだけど、その表示が、まあ見事にきれい。

でも、それだけじゃない。

RSS Readerで読む、という場合、「誰が書いた記事か」ということを最初に把握した上で記事を読む。でも、feedlyでダイジェスト表示した場合は、配信元の表示が非常に小さい文字で書いてあるだけなので、最初目につくのは、見出しでありヘッダの文章。

だから、「誰が書いたか」ではなく、「どんな記事か」を最初に考えるようになる。これは、RSS Readerの新しい読み方だと思う。

feedlyに変えてから、正直読むスピードが落ちた気がする。その原因が、「誰が書いたか」を最初に理解せずに記事を読むようになったからだ、と判断した。

そして、読むのが遅くなった代わりに、今まで読み流していた記事を、たまに興味を覚えて読み込むものに出会うようになった。「この人が書いたものだから、こういう内容だろう。だったら、スルー」という行為が減ったからだろう。

先入観は効率性を与えてくれるけれど、時として油断や見逃しを生む。どちらの読み方が良いかは人それぞれだし、自分としてもまだfeedlyが100%良い、というわけでもないけど、新しい読み方を与えれくれることは確か。

 

全ての記事を読まなきゃ、という恐怖心から解放される

ダイジェスト表示で記事を読むようになると、雑誌や新聞みたいな感覚で読める。こうなると不思議なもんで、読み飛ばしたり、一向に読む気がしないものが未読で放置されたりする。

RSS Readerって、大体常に何件未読があるかを画面タイトルとかに表示していて、ゼロにしなきゃ、みたいな観念に囚われる気持ちになる。(ゼロにする喜び、というものもあるのだけれど。)feedlyにも未読数を表示してくれる機能はあるんだけど、これも小さい文字なので、注意してみなければ目に入らない。

いろんな情報は、自分にとって一番タイムリーなときに入手すべき、と思っているので、いつかは読もうと思うけど今はちょっと、、、というものは、片隅で放置しておけば良いのだ。1件ずつ既読・未読を操作できて、タイムライン上に単純に並べるだけじゃない、feedlyならではの読み方だと思う。

 

でも、ここだけはちょっと惜しい・・・・

ちょっとした惜しい点を3つほど。

  • TwitterやTumblrと連携しやすくなってるんだけど、記事の先頭にしかボタンがないので、長い記事だと引用とかちょっと面倒なんだよね。。。あと、閉じるボタンも同様。
  • 英単語は、先頭が大文字でそれ以降は小文字になる。TBS→Tbsとか。ちょっとだけ違和感。
  • Google Readerのリコメンド機能がなくなった。。。元々Google Readerを使っていて、トップページのリコメンド機能好きだったので。結構打率高くて。

まあ、そんな感じ。Google Readerユーザは、feedlyをインストールするだけで使用できるので、試してみるとわかる。

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