過去10年での注目される経営思想家の移り変わり

「Thinkers50」っていう、経営思想家ベスト50のランキングがあります。存命中の思想家を対象に、オンライン投票とアドバイザーの意見で決められるようです。ランキングが発表されるのは2年に1回です。

The Thinkers50 Ranking 2013 – Thinkers 50 | Thinkers 50

http://www.thinkers50.com/t50-ranking/2013-2/

で、いろいろ知っている名前があり、眺めているだけで面白いのですが、1位の変遷をみると時代の変化がわかるなって思いました。

2001年:ピーター・ドラッガー
2003年:ピーター・ドラッガー
2005年:マイケル・ポーター
2007年:CK.プラハラード
2009年:CK.プラハラード
2011年:クレイトン・クリステンセン
2013年:クレイトン・クリステンセン

 

ピーター・ドラッガーは、もう説明する必要がないでしょう。時代背景的には、ホワイトワーカーの生産性などが注目されていた気がします。

 

次はマイケル・ポーター。マーケティングの神様ですね。日本では、ライブドアの日本放送買収があり、IT企業の躍進が顕著になった時期でした。外部環境の変化が大きくなると、やはりポジショニング戦略などが注目をされるんでしょうかね。

 

次がCK.プラハラード。日本では名前自体はあまり著名ではないのかもしれませんが、「ネクスト・マーケット」の著者です。新興国の経済成長が著しく、BOPという新興国に対する新しい捉え方が提言されました。

 

また、ゲイリー・ハメルと「コア・コンピタンス経営」も書いていますね。

 

で、最後がクレイトン・クリステンセンです。「イノベーションのジレンマ」があまりにも有名ですね。イノベーションのジレンマが初めて提唱されたのは1997年なのですが、それでも今注目されている理由は、相対的にイノベーションの重要性が向上しているからにほかなりません。

 

年収は「住むところ」で決まる」を読んでいるところですが、新興国を中心に労働生産性の向上が見られる中で、新しい雇用を生み出すイノベーションの重要性が相対的に高まっていることがわかります。(この本はいろいろ面白いので、また別途書評を書くと思います。)

その中で、大企業・ベンチャーに関わらず、どうやったらイノベーションを生み出していけるのだろうか、というのは世界共通の関心事項なのだと思います。

 

ちなみに、2013年版の2位はブルーオーシャン戦略の著者2人です。ここらへんからも、今の時代を表している気がしますね。

 

 

Thinkes50にある経営思想家は、以下のサイトで日本語で丁寧に解説されています。興味がある方はどうぞ。

経営思想家トップ50【ランキング一覧】 | 経営思想家トップ50|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

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