Mavericks配布開始!AppleがMavericksを無料で提供する理由

Macの最新OSである「Mavericks」が、一般公開されました。しかも無料です。

アップル – OS X Mavericks – 新しいアプリケーションと機能で、これまで以上にあらゆることを。
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アップデートしてみた

アップデートされる方は、まず自分が対象機器であるかを確認しましょう。僕は母艦がiMacなのですが、Mid 2007で結構古いから今回はアップデートを諦めていました。が、対応してるので驚きです。本当、Macって古い端末でも使い続けられるんだなー。

アップル – あなたのMacをOS X Mavericksにアップグレード。

OS自体はあまり大きなアップデートは正直なく、個人的にはiBooksの導入とFinderのタブ化が注目ポイントです。特にFinderのタブ化については、これまでフリーソフトである「XtraFinder」というソフトを使っていましたが、これが不要になりましたね。

XtraFinder adds Tabs and features to Mac Finder.

 

こちらのサイトでは、もう少し細かくMavericksでできることが書いてあります。

70 Mavericks Tips and Tricks | Mac|Life

 

AppleはなぜOSやiWorkを無料化するのか

今回驚いたのは、Mavericksが無料で提供されたことです。Appleはこれまで、Mac OSのアップデートは1700円ぐらいで提供してきました。今回もそれぐらいだろうと思っていたので、これは意外でした。ただ、iOS7が発表されたときも、新規端末に限定されましたが無料でiWorkが提供されたんですよね。

これは、何かビジネストレンドが変わっている気がします。そういえばGoogleも、それまで有料だったモバイル向けオフィスソフトを無料で提供するようになりました。

Appleに続きGoogleもスマホ向けオフィスアプリ無料化 – bizmash!:@nifty

 

最初に考えるのは、Appleの収益源はどこか、ということです。答えはiPhoneの端末販売です。Appleの収益の半分を占めています。

AppleのCEO、Tim Cook氏は決算発表の声明で、iPhone販売が最大の貢献をしているとした。iPhone販売はAppleの収益の半分を超えている。またこれに伴うiOSプラットホームの収益源としての成長も指摘している。デバイスの出荷によってプラットホームの収益が向上する構造を実直に進めている、と言える。

Appleの決算発表と、開発者サイトのダウン–松村太郎のApple一気読み – CNET Japan

で、パソコンの出荷台数は10%程度減少してきており、2015年までにはタブレットの出荷台数が上回ると言われており、パソコンの役割はスマートフォンやタブレットに移ってきているのは確実です。

タブレット年間出荷台数、2015年までにPCを上回る–IDCが予測 – CNET Japan

 

そして、コンピューティングデバイスという枠で捉えれば、Androidが60%のシェアを占めており、Appleは14%です。しかも、最近はiPhoneの勢いが衰えているという結果です。

Microsoft’s Biggest Problem In One Chart – Business Insider

 

まとめ

つまり、PCは今後も減っていくはずで、スマートフォンやタブレットを売っていく必要がある、ということです。そしてこれらの端末を売るためには、OSやアプリ、プラットフォームなど、端末を通じて得られる顧客体験を上げ続ける必要があります。

そして、そのひとつとしてOSやアプリの無料化がある、ということです。既にAppleのブランドは広がりすぎていますし、市場そのものが成熟してきているので、収益化のポイントを変えなければいけなくなっていると思うわけです。そのためにはソフトウェアを無料化して顧客体験を向上する人を増やして、端末を使い続けてもらえることが重要になると思います。

 

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