WordPressのテーマを変更したら直帰率が劇的に悪化。直帰率とデザインの関係を考える

少し前ですが、今のブログデザインからテーマを変更していました。で、数日様子を見ていたのですが、直帰率がすごい上昇してしまったんですよね。。。。

直帰率一桁だったのが、一気に70%近くに。。。

chokki

いろいろ理由を考えていたのですが、テーマを変更したことしか思い浮かばず、またテーマを元に戻してみました。で、その結果元に戻りましたよ。

テーマ以外の構成(カラムやウィジェットの内容)は変えていないので、純粋にテーマの変更だけで変わっているようです。ここから学ぶのは、恐らくデザインがこのブログを見た人の行動を決める重要な要因になっている、という紛れも無い事実です。正直、ここまで直接的にインパクトを与えるものだとは思いませんでした。

 

因果関係を分析するのはとても難しい

ちょうど今、「ビッグデータの正体」を読んでいるのですが、その中で「相関関係を見つけるのは比較的容易だが、因果関係を明確にするのはとても難しい」と述べられています。

 

こういうホームページ解析もまさにそういう類で、直帰率を下げるためには「見出しを明確にしろ」とか「関連記事をのせろ」とか「色を工夫しろ」とか「ユーザーの心理を想像しろ」とかいろいろ書いてあるわけですが、明確な答えはないわけです。今回僕が見た、ブログのテーマを変えるだけで直帰率が変わる、というのも正直明確な要因はわかりません。

そして、そんなことをしている間に、どんどん時間は過ぎていきます。それで悩むぐらいなら、とっとと変更して「実利」を得た方が良いわけです。

 

とりあえずどんどん試して改善するのが正攻法

ホームページに関しては、理由を考えるよりは、どんどん試して良い結果を吸収していくのが正攻法と言えます。そういう意味では、A/Bテストなどを駆使して実績を積み上げていくのが良いでしょう。

WordPressでA/Bテストをおこなう | Z BLOG | ZEALOT社員ブログ

先日、知り合いの方と、「ホームページはすぐに結果は出ない。が、さぼって更新されていないと「行き届いていない会社」と思われて印象が悪くなる。少しずつでも改善して更新する必要がある。」という意見で一致しました。

 

とりあえず、「なんで良くなったのか、悪くなったのか」を考えることが重要でない、とは言いませんが、考えて必ずしも答えが出るわけではない、答えを出すより相関関係を踏まえて行動した方が早い、ということです。