ディズニー魔法の会計

ディズニーの事業構造への理解が深まることを期待して読みました。面白かったですが、ディズニーへの理解以上に、財務を中心にした企業の見方として、非常に参考になりました。

本書はストーリー形式で、コンサルタントがフェルミ推定を駆使して、顧客数、原価、借入金などを推測していきます。そのアプローチは、損益計算書、貸借対照表など財務諸表の基本にも沿っていて、端的に企業の全体像をつかむのにとても適しています。

企業コンサルをする方は、すぐ読めるので一度読むと良いでしょう。ただし、一通り財務諸表の項目は理解している必要はあると思います。

 

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フェルミ推定なども含めて、コンサルタントが企業の実態を考えていくのは、本書と共通するところ。

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