インプットしない時間をつくる

今年の目標のひとつに、インプットをしない時間をつくろうと思っている。できるだけアウトプットするでもなく、インプットするでもなく、「何となく考える」時間をちょっとずつつくろうかな、と。

 

そう思ったのも、ちきりんがライフハックのインタビューに答えてたことが印象的だったからだ。

みんな細切れの時間に携帯を使っていると思うんですが、電車を待つ時間、電車に乗っている時間、私にとってはそこが考える時間なんです。1日出かけて帰ってくると、なんだかんだ移動やら待ち時間やらで1時間ぐらいあると思うんですが、その時間に考えています。家じゃなくて外にいる、圧倒的に視野が広い時間なのに、その時間に携帯の画面にかぶりつきはないなと。
突撃! 隣のライフハックvol.15:ちきりんさんに聞くライフハック : ライフハッカー[日本版]

 

何かの本か忘れてしまったけど、何事に対しても「思考量」を増やさないといけない、という主旨のタイトルがあった気がして、それだけで「ああ、そうだな」と思ったことがある。クリエイターとかコピーライターとかコンサルみたいに「考えることが仕事」と思われてる職業って、あんまり時間感覚が想像されないけど、「考える時間」というのはとても重要で、集中して思考を深めたり、考える時間を増やすことで、いろんな発想を広げたり深めたりできるようになる。だから、いろんな物事に対して「考える量」を増やすことは、クリエイティビティを発揮するためにとても重要なことだ。

ただ、これに経験や知識など、個人が持っているバックグラウンドによって答えを出せる時間に大きな個人差が生まれるから、時間感覚が信用されないんだと思うけど。

 

もちろん本を読んでいるときも、考えながら読んでるから新しいアイデアが出てくるときも結構あるけど、やっぱり「何もしていないとき」に考えると、全く新しい発想だったり、「なんでこんな簡単なこと思い浮かばなかったんだろう」みたいなことがよく訪れるんだよね。不思議と。

今年は、そういう時間を意識的にもう少し大切にしたいと思っている。

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