都市および組織の意外な数学的法則

 

これは、都市事業に関する人たちは必見だろう。都市がどういう原理になっているかを、世界中の都市の統計データから法則として導き出している。

結論は至ってシンプルだ。人口が増えるに従って、インフラの利用効率も犯罪率も、あらゆる数値が15%ずつ増加していくのだ。つまり、人口が増えれば増えるほど都市として利用効率が上がっていくとともに、ネガティブな面も上昇してしまうという事実もある、ということだ。

 

これを日本に照らし合わせてみた場合、地方都市はほとんど人口減少に転換している。つまり、都市の効率性を考えると、都市の範囲を狭くして、都市内の人口密度を向上させることが答えになるんじゃないか。だから、郊外にある地方都市も、都市部分を集約していくようになるんだろう。

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